GDN/YDNのバナーサイズ一覧!一般的なサイズは?
2020年7月16日
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更新日:2022年 06月 16日
【監修】株式会社ジオコード Web広告事業 責任者
新井 政樹
FacebookなどのSNS広告を配信するうえで、画像や動画などのクリエイティブは非常に重要と言えるでしょう。
綺麗にみえる画像がユーザーの目に留まれば、そこからエンゲージメントが発生する機会も増えていきます。
特にFacebookは広告フォーマットによって推奨されるサイズも異なります。
そこで本記事では、Facebook広告で推奨されている画像サイズや動画の条件などを解説していきます。
株式会社ジオコードは国内で取り扱えるSNSを含めた殆どの広告を取り扱っています。
運用はもちろんのこと、バナーなどのクリエイティブ作成も一社完結で対応可能!
ご興味ございましたら気兼ねなくご相談ください。
目次
Facebookの画像を配信する上で、汎用性の高い画像サイズを2つ用意することをおすすめします。
多彩にある配置を網羅できることから、この2つは最低限用意しておきましょう。
まずおすすめするサイズは、1080×1080の画像です。
以前まで1200×628が推奨とされていましたが、モバイルユーザーが多いSNSにおいて、画面占有率も高く、画像の内容もしっかり見せることができるこのサイズが最も効果的と言えます。
ピクセル | 1080×1080 |
アスペクト比 | 1:1 |
拡張子 | jpg または png |
次にPCで良く目にする横型の画像をおすすめします。
モバイルユーザーにとっては画像の内容が小さく見えてしまいますが、配置の網羅性からしても効果的なサイズと言えます。
ピクセル | 1200×628 |
アスペクト比 | 1.91:1 |
拡張子 | jpg または png |
Facebookのタイムラインを見ていて画面を占有する大きい画像に目がいき、手を止めたことはありませんか?
モバイルの限られた画面に合わせて最適なサイズで表示させることで、ユーザーが広告を目にする時間の増加にもつながるでしょう。
配置によって表示されるアスペクト比が異なるため、各配置に合わせた画像を用意する必要があります。
Facebook広告が推奨する画像のパターンは主に5つです。これさえ用意しておけばFacebookで配信する面を網羅できます。
横型 | 正方形 | 縦型 |
1.91:116:9 | 1:1 | 4:59:16 |
Facebook広告ではさまざまな面に広告が表示されます。ここでは、主要となる配置で推奨されているアスペクト比をご紹介します。
配置 | アスペクト比 | 画像サイズ |
フィード | 1:1 | 1080×1080 |
ストーリーズ | 9:16 | 1080×1920 |
Facebook検索結果 | 1.91:1 | 1200×628 |
Facebook右側広告枠 | 1.91:1 | 1200×628 |
メッセージ | 1.91:1 | 1200×628 |
インスタント記事 | 1.91:1 | 1200×628 |
アプリとサイト | 9:16 | 1080×1920 |
カルーセル広告の場合には、カルーセル内のアスペクト比は1:1でそろえる必要があります。
9:16の推奨される画像サイズは「1080×1920」ですが、同比率で600ピクセル以上なら入稿が可能です。
参照:FACEBOOK for Business – 広告マネージャの各配置でサポートされるアスペクト比
https://www.facebook.com/business/help/682655495435254?id=271710926837064
Facebook広告は利用者とビジネスの間で利益を増加させるため、コミュニティに調査を行っています。その結果を元に、画像に占めるテキスト量が20%未満の場合に効果が高いということが分かっています。
利用者に最適な広告を届けるため、テキスト量の多い低品質な広告は配信がされない、または配信が抑制されることがあります。
Facebook広告のポリシーに従い、画像に含まれるテキスト量は最小限に抑えて作成しましょう。
Facebook広告のテキスト量のチェックは4段階で審査がされます。文字の大きさもテキストが占める範囲とみなされるため、読める大きさで文字サイズを小さくすることもおすすめです。
公表されている4つの参考画像は下記のとおりです。
画像テキスト:適切 | 広告画像内にテキストがほとんど(またはまったく)含まれていません。 画像として望ましいスタイルです。 |
画像テキスト:少な目 | 広告のリーチがやや減少する可能性があります。 |
画像テキスト:中程度 | 広告のリーチが大幅に少なくなる可能性があります。 |
画像テキスト:多め | 広告が配信されない可能性があります。 |
参考:FACEBOOK for Business – 広告画像のテキストについて
https://www.facebook.com/business/help/980593475366490?id=1240182842783684
画像内に占めるテキスト量が多い場合には、利用者にとって低品質な広告と判断され、表示がされない場合もあります。
「審査も通ったのに何故か配信されない…」私も配信されない原因が分からず苦戦したことがありますが、テキスト量が多すぎることが原因だったということがありました。
原因が分かってから画像を修正し、入稿して審査ということを考えると、予定していた配信日にスタートできないということもあり得ます。
まずは画像を追加する前に確認してから、入稿する習慣をつけることをおすすめします。
Facebook動画広告は配置・ターゲットが画像と同じ場合には、キャンペーンや広告セットを分けず広告単位で追加していきましょう。
「そもそも画像しか素材を持っていない」そんな場合でも、Facebook広告なら簡単に動画を作成するテンプレートが用意されているので、ぜひ活用してみてください。
前項でも紹介したとおり、画像内のテキスト量は制限されています。
見出しやメインテキストで情報を補足することも大事ですが、やはり成果を上げるためにはクリエイティブが重要です。
そこで私がおすすめしたいのが動画広告です。
動画は画像と比べて圧倒的に情報量が多く、効率的に商品情報を訴求することができます。
また、静止画と比べてユーザーの目に留まる機会も増えるでしょう。
ファイルサイズは配置に関わらず最大4GBです。主な配置別の入稿規定は下記のとおりです。
配置 | アスペクト比 | 長さ |
---|---|---|
フィード | 4:5 | 1秒~240分 |
ストーリーズ | 9:16 | 15秒 |
インストリーム動画 | 16:9 | 5秒~120秒 |
Facebook検索結果 | 1:1 | 1秒~240分 |
インスタント記事 | 1.91:1 | 1秒~240分 |
Audience Network:ネイティブ、バナー、インタースティシャル | 16:9 9:16 | 1秒~240分 |
Audience Network:動画リワード | 16:9 9:16 | 3~60秒 |
推奨されているサイズが動画を何パターンも作れないという場合には、多くの配置に適応できる「4:5」「1:1」「16:9」のいずれかを用意することをおすすめします。
またストーリーズの配信の場合には、上下約14%の範囲には重要なテキストを入れないようにしましょう。ロゴやコールトゥアクションで隠れてしまう場合があります。
参照:FACEBOOK for Business – 動画広告要件
https://www.facebook.com/business/m/one-sheeters/video-requirements
広告を準備し、いよいよ配信!という時に何故か審査が通らない…なんてことにならないよう、公開前に注意すべきポイントをご紹介します。
作成した広告は公開前に必ずプレビューで確認しましょう。
広告編集画面で「広告プレビュー」をオンにすることで、配置ごとに実際に表示される広告を確認することができます。
私は下記5つを必ず確認するようにしています。
カルーセル広告の場合は2枚目以降のクリエイティブも確認しましょう。
前項でもご紹介しましたが、テキスト量が多いことで配信に制限がかかることもあります。
画像を追加する前に、画像テキストチェックを行うことをおすすめしましたが、目視でも改めて確認しましょう。
Facebook広告のポリシーに違反している場合、審査が通らず配信されないことがあります。
審査の対象としては、広告の画像、テキスト、ターゲット設定、広告の配置に加え、広告のランディングページのコンテンツもチェックされます。
通常審査は24時間以内に審査がされますが、それ以上かかる場合もあるため、配信開始日を考慮して早めに審査を申請することをおすすめします。
審査落ちした場合には各項目に違反していないか確認しましょう。
参照:FACEBOOK – 広告ポリシー
配置によって推奨サイズが異なるFacebook広告において、クリエイティブを準備をするのは大変ですね。
適したサイズのクリエイティブを用意することも大事ですが、目的やユーザーが見る環境も意識することを忘れてはいけません。
例えばストーリーズは視聴する時間が限られており、その間にユーザーが認識できる情報量は他と比べて少ないです。多くの文字を読むことは難しいため、よりクリエイティブの工夫が必要と言えます。
一方、Facebook上の検索結果では、ユーザーは知りたい情報を求めて多くの投稿をじっくり見るでしょう。
このように環境に合わせてアプローチの仕方も変える必要があります。
配信後には配置別のレポートを確認して効果的なクリエイティブを探してみてください。
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