コンバージョントラッキングタグの発行と設置方法
2021年4月21日
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更新日:2024年 11月 22日
【監修】株式会社ジオコード Web広告事業 責任者
新井 政樹
若い世代を中心に人気の高いSNS「Instagram」の中でも、フィード投稿と並んで多くのユーザーに閲覧されているのが「ストーリーズ」です。このストーリーズに広告を配信するストーリーズ広告を利用する企業も増えていますが、具体的にどのような目的で活用すれば良いのでしょうか。
本記事ではInstagramのストーリーズ広告の概要やメリット、配信目的や課金形態と費用相場について解説します。また記事の後半では、ストーリーズ広告の制作のポイントや配信できないときの対処法も併せてご紹介しています。
ストーリーズ広告をはじめとするSNS広告は、目的に合わせて配信先や課金形態を選ぶことが大切です。ストーリーズ広告への出稿を検討している方は、本記事を参考にして自社でどのようにストーリーズ広告を活用できるか検討してみましょう。
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目次
Instagramのストーリーズ広告とは、Instagramの機能の一つであるストーリーズに配信する広告です。
ストーリーズは、縦型フルスクリーンで写真や動画を投稿できる機能です。保存しない限り24時間で投稿が自動削除されるため気軽に利用でき、多くのInstagramユーザーに活用されています(※1)。ストーリーズを投稿すると、フォロワーのフィード上部に投稿したユーザーのアイコンが表示され、タップするとフルスクリーンで投稿が表示されます。
ストーリーズ広告は、オーガニック投稿(一般ユーザーが投稿したストーリーズ)の間に挿入される広告です。通常のストーリーズ投稿と同じく縦型のフルスクリーンで表示されるため、よりダイナミックで没入感のある広告を配信できます。24時間で消えるオーガニックのストーリーズ投稿と異なり、ストーリーズ広告は24時間で消えてしまうことはありません(※2)。
※1 参考:Instagram.「ストーリーズ」.https://about.instagram.com/ja-jp/features/stories ,(参照 2024-11-19).
※2 参考:Meta.「Instagramストーリーズを宣伝する」.https://ja-jp.facebook.com/business/help/782833878766564?id=377090259688020 ,(参照 2024-11-19).
フィード広告とはInstagramのタイムラインに表示される広告のことです。オーガニックのフィード投稿に並んで挿入され、フィード投稿と同じように写真や画像に加えてテキストも追加できます。
ストーリーズ広告とフィード広告の大きな違いは、表示される広告のサイズです。前述した通り、ストーリーズ広告は縦型のフルスクリーンで表示されますが、フィード広告は正方形・縦長・横長に対応しています。
またストーリーズ広告にもテキストやスタンプ、絵文字などが追加できますが、どちらかといえば視覚的な訴求がメインの広告です。一方フィード広告は、写真や動画の視覚的な要素に加えて、テキストでも商品やサービスに関する詳細な情報を提供できます。
リール広告とは最長90秒の短い動画を縦型フルスクリーンで投稿できるリールに配信する広告です(※)。ストーリーズ広告もリール広告も、縦型フルスクリーンで表示される点は共通しています。
ストーリーズ広告とリール広告の大きな違いは表示される場所です。ストーリーズ広告がオーガニックのストーリーズ投稿の間に挿入されるのに対し、リール広告はオーガニックのリール投稿の間に挿入されます。
ストーリーズ広告は、全ての投稿が一定時間流れると自動で次のコンテンツが表示されますが、リール広告はユーザーがスワイプしない限り次のコンテンツには進まないのが特徴です。ただしストーリーズ広告には上にスワイプするとWebサイトに遷移させられる機能がありますが、リール広告にこの機能はありません。
※参考:Instagram.「リール」.https://about.instagram.com/ja-jp/features/reels ,(参照 2024-11-19).
ここからはストーリーズ広告の5つのメリットを見ていきましょう。
ストーリーズ広告のメリットは利用者が多いことです。
Instagramを運営しているMeta社によると、全世界のInstagramユーザーの半数以上がストーリーズとフィードを毎日利用していると答えています(※)。ストーリーズはInstagramアプリを開いた際に上部に表示されるため、日常的にタップして閲覧する習慣がある人も多いです。
オーガニックのストーリーズ投稿の間にランダムに挿入されるストーリーズ広告は、日常的にユーザーの目に広告が触れやすくなる傾向にあります。
※参考:Meta.「ストーリーズについて」.https://ja-jp.facebook.com/business/help/329494947852688?id=2331035843782460 ,(参照 2024-11-19).
購入につながりやすいことも、ストーリーズ広告のメリットです。
Meta社が行ったストーリーズの利用調査では、回答者の半数以上がストーリーズによってオンラインでの購入機会が増えたと回答しています(※)。ターゲットに狙いを定めて配信すれば、商品やサービスに興味を持ってもらうきっかけとなり、購入を促しやすくなるでしょう。
※参考:Meta.「ストーリーズについて」.https://ja-jp.facebook.com/business/help/329494947852688?id=2331035843782460 ,(参照 2024-11-19).
広告感が出にくいことも、ストーリーズ広告のメリットです。
前述した通り、ストーリーズ広告はオーガニックのストーリーズ投稿の間に挿入されます。表示される形式もオーガニックの投稿とほとんど変わらないため、広告感が出にくく、ユーザーからネガティブな印象を持たれにくい傾向にあるのが特徴です。
広告感が強いとユーザーにスキップされがちですが、自然な形で表示されるストーリーズ広告なら、届けたいメッセージをしっかりと受け取ってもらえるでしょう。
インパクトが大きいことも、ストーリーズ広告のメリットの一つです。
前述した通り、ストーリーズ広告は縦型フルスクリーンで表示されます。スマートフォンの全画面に広告が表示されるため、没入感が得やすく、ユーザーの印象に残りやすいです。またユーザーがミュートを解除してオーガニックのストーリーズを見ていると、ストーリーズ広告も音ありの状態で流れるので、聴覚的にも印象を強められます。
次のアクションにつながりやすいことも、ストーリーズ広告のメリットと言えます。
ストーリーズ広告には「詳しくはこちら」といったコールトゥアクション(CTA)が設定でき、下からスワイプするだけでECサイトや予約画面、登録画面、アプリのダウンロード画面などに遷移させることが可能です。
スワイプは多くのSNS広告で設置されているCTAボタンをタップするよりも、ユーザーの抵抗感が低い傾向にあるので、自然な形で次のアクションにつなげられるでしょう。
ストーリーズ広告は主に6つの配信目的があります。各配信目的の概要を見ていきましょう。
ストーリーズ広告の配信目的の一つは認知度アップです。
認知度アップを目的とする場合、出稿する広告を覚えてくれる可能性が高い多くのユーザーに、より多くの回数広告が表示されるように広告が配信されます。ユーザーの認知を拡大することで、潜在顧客を顧客に育てやすくなるでしょう。
ブランドや商品・サービスの認知度アップの他、リーチの拡大、動画再生数アップ、来店数の増加などに適した目的です。
トラフィックもストーリーズ広告の目的の一つです。
トラフィックとは、自社のWebサイトやブランドサイト、Instagramショップなど、広告のリンク先へのアクセスを意味します。トラフィックを目的とする場合、広告からリンク先にアクセスする可能性が高いユーザーに広告が配信されます。
Webサイトに誘導してより詳細な情報を見てもらいたいときや、Webサイトを訪問したユーザーのデータを使って将来的にリマーケティングを行うためにデータを蓄積したい際などに適した目的です。
エンゲージメントもストーリーズ広告の目的です。
エンゲージメントとは、ユーザーの投稿に対するリアクションのことです。ストーリーズ広告はクイズや投票などユーザーの参加を促す要素を追加できるため、エンゲージメントを高めやすい傾向にあります。エンゲージメントを目的とした場合、オンラインでのユーザーとのやり取り履歴などの要素を通して、高いエンゲージメントが期待できるユーザーに広告が配信されます。
エンゲージメントの獲得の他、動画の再生数アップ、コンバージョンの獲得などに適した目的です。
ストーリーズ広告には、リードを獲得する目的もあります。
リードとは見込み客のことです。リードを目的とすると、商品やサービスの購入、会員登録、問い合わせなど次のアクションを起こす可能性が高い見込み客にストーリーズ広告が配信されます。
リードを獲得したい場合や、具体的に取って欲しいアクションがある場合に適した目的です。
ストーリーズ広告は、アプリの宣伝を目的として配信することも可能です。
特定のアプリを指定して広告を出稿すると、アプリのダウンロードやアプリ内課金など、何らかの行動を起こす可能性が高いユーザーに対して広告を配信できます。
アプリのダウンロード数を増やしたい場合や、アプリ内課金で売上を向上させたい場合に活用可能です。
売上もストーリーズ広告の目的の一つです。
売上を目的とした場合、ECサイトなどから購入する可能性が高いユーザーや、問い合わせを行う可能性が高いユーザー、購入金額が高くなる可能性があるユーザーに対して広告配信が行われます。
売上数ではなく売上金額アップに重点をおいて広告を配信したい場合に適している目的です。
ここからはストーリーズ広告の課金形態の仕組みと、自社で運用した場合と広告代理店に依頼した場合の費用相場をご紹介します。
ストーリーズ広告の課金形態は、以下の4つです。
各課金形態の概要と単価の相場を見ていきましょう。
クリック課金は、クリック1回ごとに広告費用が発生する課金形態のことです。Cost Per Clickの略称である「CPC」とも呼ばれます。
クリック課金の場合、広告が表示されてもクリックされない限り課金されません。費用対効果が高められる上、広告の効果検証が行いやすいのが特徴です。広告のクリックによって設定したリンク先にユーザーを誘導できるので、コンバージョンの獲得に適している課金形態と言えます。
クリック課金の単価相場は、通常1クリックにつき40〜100円です。
インプレッション課金とは、広告が1,000回表示されるごとに広告費用が発生する課金形態のことです。Cost Per Milleの略称である「CPM」とも呼ばれます。
インプレッション課金は、より多くのユーザーに広告を見てもらいたいときに適している課金形態です。認知を高めたい場合やリーチを増やしたい場合は、インプレッション課金を選ぶと良いでしょう。
インプレッション課金の単価相場は、広告1回の表示につき0.5〜1円程度とされています。単価の計算方法は「広告の出稿にかかるコスト × 表示回数 × 1,000」です。広告の表示回数に応じて費用が発生する仕組みのため、クリック率が高ければ高いほど単価が安くなります。
動画視聴課金とは、動画が再生されるごとに広告費用が発生する課金形態です。Cost Per Viewの略称である「CPV」とも呼ばれます。
ユーザーが動画の視聴を完了した際や、10秒以上視聴された場合に課金される仕組みです。インプレッション課金と同じく、認知を高めたい場合やリーチを増やしたい場合に適しています。
動画視聴課金の単価相場は、動画1再生につき4〜7円程度とされています。
アプリインストール課金とは、アプリが1回インストールされるごとに広告費用が発生する課金形態です。Cost Per Installの略称である「CPI」とも呼ばれます。
アプリインストール課金は、広告が表示されたりクリックされたりしても、ユーザーがデバイスにアプリをインストールしない限り費用が発生しません。アプリのインストールを増やしたい場合に適しています。
アプリインストール課金の単価相場は、通常1インストールにつき100〜150円です。ストーリーズ広告の課金形態の中では、単価が高めに設定されていますが、有料アプリの場合インストールによって売上がアップするので、費用対効果を高めやすいでしょう。
ここからは、自社でストーリーズ広告を運用する場合の費用相場を見ていきましょう。
ストーリーズ広告の費用相場といっても、会社や事業の規模によって相場が異なるので、一概には言えません。
ただしCPAを決め、ストーリーズ広告にかける費用を概算することはできます。CPAとはCost Per Actionの略称です。日本語では「顧客獲得単価」と訳され、1件のコンバージョンを獲得するためにかかる広告費用を指します。CPAが低ければ低いほど、広告の費用対効果が高く、効果的な広告運用ができていると考えられます。
CPAを使って自社で運用する場合の費用相場を割り出す際は、まず目標CPAを決めましょう。目標CPAは、限界CPA(損益分岐点)から求められます。限界CPAとは、売上から商品やサービスの原価を含む販売コストを差し引いた金額のことです。
限界CPAは利益を確保できる限界の金額なので、利益を出すために「限界CPA – 確保したい利益」で計算して目標CPAを決定します。そして「目標CPA × 目標コンバージョン数」で計算すれば、ストーリーズ広告の予算として確保すべき金額が概算できます。
ストーリーズ広告は自社でも運用できますが、ノウハウやリソースも必要となるため、外部に委託する企業も少なくありません。
一般的に広告代理店にストーリーズ広告を含めたSNS広告を依頼する場合、「広告予算」と「運用手数料」が発生します。運用手数料の相場は、広告予算の20%程度です。例えば、広告予算が100万円だった場合、運用手数料は20万円で、総額で120万円かかることになります。
前述した通り、ストーリーズ広告の費用相場といっても、会社や事業規模によっても異なるため、一概には言えません。ただし、広告代理店に依頼する場合はある程度大規模なキャンペーンを行うケースが多いので、広告予算として50万円程度以上を考えておくと良いでしょう。
運用手数料の割合は広告代理店によって異なるため、外部委託を検討している場合は、複数の広告代理店に相談してみるのがおすすめです。
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ストーリーズ広告の入稿規定は以下の通りです。
デザイン | ファイルタイプ | MP4、MOV、またはGIF |
アスペクト比 | 9:16 | |
動画設定 | H.264圧縮方式、正方画素、固定フレームレート、プログレッシブスキャン、および128kbps以上のステレオAACオーディオ圧縮 | |
解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 | |
動画のキャプション | 任意ですが、使用を推奨します | |
動画音声 | 任意ですが、使用を推奨します | |
テキスト | メインテキスト | 125文字以内 |
技術要件 | 動画の長さ | 1秒~60分 |
最大ファイルサイズ | 4GB | |
最小幅 | 500ピクセル | |
アスペクト比の比率許容誤差 | 1% |
ストーリーズ広告で動画を投稿する場合、35秒未満の動画ならフル再生が可能です。ただし、動画の長さが15秒以上の場合、複数枚のストーリーズカードに分割された後、「続きを見る」と表示されることがあります(※)。
※ 出典:Meta.「動画 Instagramストーリーズ」.https://ja-jp.facebook.com/business/ads-guide/update/video/instagram-story ,(参照 2024-11-19).
効果的なストーリーズ広告を制作するために押さえておきたい7つのポイントをご紹介します。
ストーリーズ広告を制作する際は、速いテンポかつ複数のシーンを使用するようにしましょう。
ユーザーがストーリーズの視聴にかける時間は、他のコンテンツと比べて短い傾向にあると言われています。テンポが遅く、単調な動画を作成してしまうと、ユーザーの注意が逸れ、広告をタップされてしまったり、注意が逸れている間に次の投稿に流れてしまったりする可能性も高いです。
複数のシーンを活用し、速いテンポで展開させて、ユーザーが思わず見入ってしまうような広告を作成しましょう。
ストーリーズ広告には、動きを取り入れることも重要です。
一般的にストーリーズ広告は、動きがあるものの方がパフォーマンスが高い傾向にあるとされています。ストーリーズ広告は画像で出稿することも可能ですが、ユーザーの注意を引くような動きがある展開を意識すると、広告の費用対効果を高めやすいでしょう。
使用したい画像がある場合は、動画と組み合わせて動きを作るのも一つの方法です。
ストーリーズ広告を制作する際は、重要なメッセージを最初に入れることも意識してみてください。
ストーリーズ広告に限らず、高いパフォーマンスを叩き出している広告は、冒頭に重要なメッセージが組み込まれていることが分かっています。ストーリーズ広告は表示されてすぐにスキップすることも可能な上、動画の長さによっては分割されて全てが表示されないこともあるため、冒頭で重要なメッセージを伝えることが特に大切です。
広告でもっとも主張したい内容やブランドロゴ、商品名やサービス名を最初に挿入し、ユーザーの興味を引くようにしましょう。
効果的なストーリーズ広告を作成するには、価格表示を少なくすることも重要です。
ストーリーズ広告は広告感が薄く、ユーザーに受け入れられやすいのがメリットですが、価格表示をしてしまうと、広告感が強くなってしまいます。購入やブランドの認知向上の効果を高めたい場合は、価格表示を含まない広告の方が成果が期待しやすいです。
ストーリーズ広告を制作する際は、スタンプの使い過ぎに注意しましょう。
ストーリーズ広告では、オーガニックのストーリーズ投稿と同じようにスタンプを活用できます。ただし、スタンプを使い過ぎると、メインとなる画像や動画が際立たなくなってしまう可能性が高いです。スタンプを多用するのではなく、ポイントを押さえて使用するように意識しましょう。
ストーリーズ広告は位置情報スタンプ、ハッシュタグスタンプ、タップ可能なテキスト、@メンションスタンプといったインタラクティブ要素を最大5つ組み合わせて使用できますが、バランスを考えて使用することがポイントです(※)。
※参考:Meta.「ストーリーズ用クリエイティブのベストプラクティス」.https://ja-jp.facebook.com/business/help/304846896685564?id=2331035843782460 ,(参照 2024-11-19).
ストーリーズ広告を制作する際は、CTAスタンプの位置を調整しましょう。
ストーリーズ広告はデフォルトのCTAスタンプに対応しており、自動で広告下部に表示されます。しかし広告下部のままでは、画像や動画が見づらくなってしまうこともあるので、広告に合わせて適切な位置に調整することが大切です。
ストーリーズ広告の使用ガイダンスでは、クリエイティブの上部約14%と下部約20%にテキストやロゴを配置しないように推奨しています(※)。ガイダンスに従ってテキストやロゴを配置した上で、これらが隠れないようにCTAスタンプを配置するようにしましょう。
ただしスタンプやインタラクティブ要素が追加されている広告には、CTAスタンプの追加はできません。
※参考:Meta.「ストーリーズ用クリエイティブのベストプラクティス」.https://ja-jp.facebook.com/business/help/304846896685564?id=2331035843782460 ,(参照 2024-11-19).
ストーリーズ広告を作成する際は、テキストオーバーレイを使用するようにしましょう。
テキストオーバーレイとは、画像や動画にテキストを重ねることを意味します。テキストオーバーレイを使うことで、広告の重要な情報を強調できるため、メッセージがユーザーに伝わりやすいです。
ただし画像内にテキストが多過ぎると逆効果となるため、簡潔にまとめ、何にフォーカスしたいのかを重視するように意識してください。
ストーリーズ広告を作成する場合は、Meta広告マネージャを作成し、そこからInstagramを選択します。
ストーリーズ広告を含め、Instagram広告を出稿するには、Instagramのプロアカウントが必要です。すでにFacebookページやInstagramのプロアカウントを作成している場合は、それらを使って広告の配信ができます。
広告マネージャからストーリーズ広告を出稿する手順は以下の通りです。
手順に従って進めてもストーリーズ広告が配信できないときは、これからご紹介する3つの対処法を試してみましょう。
ストーリーズ広告が配信できないときは、まずアスペクト比を確認してみましょう。
ストーリーズ広告で推奨されているアスペクト比は9:16ですが、4:5~1.91:1でも配信できます(※)。ただし、これらいずれかのアスペクト比になっていない場合、ストーリーズ広告の配信ができません。
ストーリーズ広告に対応しているアスペクト比にもかかわらず、広告が配信できない場合は、Instagramアプリ内のカメラを使ってストーリーを撮影すれば、配信可能になる可能性があります。
※参考:Instagram ヘルプセンター.「Instagramストーリーズの宣伝に関するトラブルシューティング」.https://ja-jp.facebook.com/help/instagram/411192286082878?cms_platform=ipad-app&helpref=platform_switcher ,(参照 2024-11-19).
ストーリーズ広告が配信できないときは、タップ可能な要素の数も確認しましょう。
前述した通り、ストーリーズ広告では以下のインタラクティブな要素を最大5つ組み合わせて使用できます(※)。
広告が配信できないときは、インタラクティブな要素を5つ以上組み合わせていないか確認してみましょう。
またカウントダウンスタンプを使いたい場合は、上記のインタラクティブ要素は追加できません。使用できるカウントダウンスタンプは1つのみです(※)。
加えて、リンクスタンプを使用すると、ストーリーズ広告は配信できません。Webサイトなどのリンクを追加したい場合は、CTAスタンプを活用してください。
アンケートスタンプの使用もしくは「上にスワイプ」のCTAを設置できるのは、新規作成した広告のみです。
※ 参考:Instagram ヘルプセンター.「Instagramストーリーズの宣伝に関するトラブルシューティング」.https://ja-jp.facebook.com/help/instagram/411192286082878?cms_platform=ipad-app&helpref=platform_switcher ,(参照 2024-11-19).
ストーリーズ広告が配信できないときは、投稿済みの広告ではないかも確認してください。
過去に投稿済みの画像や動画を使った広告は、配信できないケースがあります。アスペクト比とタップ可能な要素に問題がなくても配信ができない場合は、画像や動画を差し替えることで、配信できる可能性が高いです。
Instagramの投稿の中でも、ストーリーズはフィード投稿に並んで多くの人に閲覧されています。オーガニックなストーリーズの合間に自然に差し込まれるストーリーズ広告は、広告感が少なく、ユーザーに好意的に受け取られる可能性が高いのがメリットです。ブランドや商品・サービスの世界観を表現して認知度を高めたい場合や、Webサイトへの流入、商品の購入促進などを目的に広告を出稿したい場合は、ストーリーズ広告の活用も検討すると良いでしょう。
ストーリーズ広告は自社で運用することも可能ですが、運用にはある程度の知識が必要となり、手間や時間もかかります。社内の負担を軽減して、効果的なストーリーズ広告を配信したい場合は、運用を外部に委託するのも一つの方法です。
株式会社ジオコードでは、ストーリーズ広告を含めたInstagram広告や、その他のSNS広告の運用代行を行っています。広告運用歴15年の実績があり、これまでさまざまな業種のSNS広告を運用してきました。Instagram広告の多彩なターゲティングを効果的に組み合わせ、狙ったユーザーに正確なアプローチができる広告運用をお手伝いしています。ストーリーズ広告を含めたInstagram広告運用やSNS広告運用にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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