Google広告認定資格でキャリアアップ!受験方法・勉強のコツを紹介
2020年7月1日
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更新日:2022年 09月 21日
【監修】株式会社ジオコード Web広告事業 責任者
新井 政樹
RLSAとは、検索広告向けリマーケティングとも呼ばれる広告の配信方法です。訪問済みユーザーが検索をした場合のみに広告を表示したり、入札の強弱やランディングページを変更できます。
この記事では、RLSAの設定方法や効果的な使い方、メリットデメリットを解説していきます。
※Google広告では検索広告向けリマーケティング、Yahoo!広告(YSS)ではサイトリターゲティングとも呼ばれますが、基本的な内容は同じものです。
株式会社ジオコードは国内で取り扱える殆どの広告を取り扱っています。
RLSAはもちろん、Web広告運用について、どんなことでも気兼ねなくご相談ください。
目次
RLSAとは、Remarketing Lists for Search Adsの略です。
リストに含まれているユーザーが検索した場合に入札単価を高めたり、訪問済みユーザーのみビッグワードを狙って配信するようなことが可能です。
RLSAのメリットとデメリットを解説していきます。
検索ユーザーに対してターゲティングするという性質上、リストサイズが小さいとボリュームが出ません。配信ボリュームを確保できるかは注意しておきましょう。
同じようなキーワードで検索した場合でも、RLSAを活用することで効果的な出し分けが可能です。具体的な活用事例を紹介します。
Googleの場合、YouTubeやアナリティクスなど、Googleのサービスと連携しやすい点が特徴です。
ウェブサイトを訪れたユーザー | ユーザーの訪問履歴などから作成できるリストです。Google広告のリマーケティングタグをサイトに設置する事で収集します。リストの条件を設定できるため、特定のページ訪問者やカートに入れたユーザーのみに絞るなど、細かく設定することも可能です。 どのような条件を設定するかで成果は大きく変わります。サイトの内容などに応じて、効果的な条件を検討しましょう。 |
Googleアナリティクスのオーディエンスリスト | アナリティクスと連携することで使用できるリストです。Google広告単体では設定できないアナリティクスのオーディエンスリストを使用できます。 |
YouTubeユーザー | YouTubeアカウントとリンクした場合に使用できるリストです。リンクしたチャンネルや特定の動画を視聴したユーザー、動画を再生リストに追加したユーザーなどを対象にする事ができます。 |
アプリユーザー | アカウントをリンクしたアプリ(iOSやAndroid)内の行動履歴などを元に作成したリストです。アプリ内行動で広告を出し分けたい場合などに使用します。 |
顧客リスト(連絡先情報にもとづくリスト) | カスタマーマッチとも呼ばれているリストです。顧客のメールアドレスや電話番号、住所などに元に作成するユーザーリストです。 |
ターゲットリスト(ウェブサイトを訪れたユーザー) | ユーザーの訪問履歴などから作成されるリストです。Yahoo!のサイトリターゲティングタグをサイトに設置する事で収集します。YDNのタグとは別のタグになるため、注意しましょう。 リストの条件を設定できるため、特定のページ訪問者や特定期間の訪問ユーザーのみに絞るなど、細かく設定することも可能です。 どのような条件を設定するかで成果は大きく変わります。サイトの内容などに応じて、効果的な条件を検討しましょう。 |
1.ツールからオーディエンスマネージャを開く
2.+ボタンを押して、リストの種類を選択する(ウェブサイトを訪れたユーザー」等)
3.作成するリストの条件を指定して「オーディエンスを作成」を押す
こちらでリストの作成が完了します。
3.対象のキャンペーン等にてオーディエンスの編集画面を開き、作成したリストを選択する
→閲覧 →ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法 →ウエブサイトを訪れたユーザー
(YouTubeの場合は「YouTubeユーザーを選択」)と選択していきます。
対象ユーザーによって配信内容を出し分ける場合はターゲティング、入札単価を変える場合はモニタリングを選択しましょう。
こちらで設定は完了です。必要に応じて入札単価などを調整しましょう
1.ツールのターゲットリスト管理を開く
2.ターゲットリスト追加ボタンを押す
3.リストの条件や訪問の有効期間を指定して保存
※全訪問者を対象にする場合は「条件を指定しない」を選択
4.作成したリストをキャンペーンやグループに関連付けする
こちらで設定は完了です。必要に応じて入札単価などを調整しましょう。
RLSAを使用する上での注意点はこちらです。
リストのユーザーが検索した場合に広告を配信するため、リストの数が少なすぎるとボリュームが出ません。Googleでは1000件以上ないと、配信も開始されない仕様となっています。
ユーザーの行動によって広告を出し分ける事ができるため、キーワードだけでは絞り込みできないユーザーをターゲティングする事ができます。しかし、細かく条件を分けすぎると、サイズが少なくて配信ができない可能性が高くなるため、注意しましょう。
リストの質を高めると、リストサイズは減少してしまうことが多いです。訪問者に対するRLSAより、カートに入れたユーザーへ配信したい!というような場面も多いですが、質とサイズのバランスを確認して、運用しながら調整していきましょう。
RLSAは、ビッグキーワードで採算が合わない場合や、成約率が高いユーザー層の入札単価を高めたい場合などに活用する事ができます。
しかし、色々な事ができる反面、リストサイズが小さくて思ったより動かないな…となる事も多いです。あまり細かく分けるより大き目に分類し、配信状況を見ながら調整していくと良いのではないでしょうか?
限られた広告費を有効活用するためにも、RLSAを導入してみてください。
株式会社ジオコードは国内で取り扱える殆どの広告を取り扱っています。
RLSAはもちろん、Web広告運用について、どんなことでも気兼ねなくご相談ください。