リスティング広告の費用はどう決める?相場と予算の考え方
2021年4月27日
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更新日:2022年 06月 16日
【監修】株式会社ジオコード Web広告事業 責任者
新井 政樹
広告を出稿した際、正しく効果を測るために必要なROAS。ROASとは何か、なぜ理解する必要があるのかこれを読んで理解しましょう。
ROASとは、「広告費用対効果」を表す指標で、かけた広告費に対して広告経由でどれだけ売上があがったのかをパーセンテージにしたものです。
一般的に「ロアス」と呼ばれることが多いようです。
広告の配信を開始した際、広告を出しっぱなしにはしませんよね。
必ずその広告に意味があるのか、売上にどれくらい影響しているのかを測り、改善を行うはずです。
この「広告が売上にどれほど貢献しているのか」を正しく把握することで、広告の無駄うちを防ぐための、正しい改善点を洗い出すことができます。
計算式は「ROAS=広告経由の売上÷広告費用×100(%)」です。
例えば、100万円の広告費をかけて、200万円の売上があがれば、ROASは200%です。
ROASが大きければ大きいほど、広告の費用対効果は高いということになります。
売上に対する貢献度がわかるため、媒体別・広告別・遷移先別などで効果の高い方に費用を寄せるなどの対策をとることができます。
売上での計算になるため、費用に対して利益が上回っているかは、ROASだけでは分かりません。
そのため、売上は費用を上回っているけど利益が費用を下回っているという場合もあります。
この場合はROIも算出する必要があります。
費用と効果の関係を表す指標はROAS以外にもあります。
CPAとROIについて説明いたします。
CPA(Cost per Acquisition)はご存知の方も多いと思います。一般的に(シーピーエー)と呼ばれます。
これは広告費用を成約数で割ったものです。
広告管理画面上で設定している「コンバージョン」1件に、いくらかかったのかを表す指標です。
あくまでコンバージョンに対しての獲得単価のため、売上にどれほど貢献しているかは「CPA」だけでは測ることができません。
ROI(Return on Investment)はROASと同じく「費用対効果」を表す指標で、日本語では「投資収益率」と訳されます。
一般的に(アールオーアイ)と呼ばれることが多いようです。
ROASと大きく違う点は、ROASは広告費用に対してあがった「売上」の割合を表すのに対して、ROIは広告費用に対してあがった「利益」の割合を表します。
利益を増加させる視点で考えると、ROIの算出がかなり重要となってきます。
ROASについて正しく理解できたでしょうか?
ROASを使わずに効果測定を行うと、「成約が多くついていても、売上に繋がっていない広告」を配信しっぱなし…なんてことになりかねません。
そんなことにならないように、売上ベースで正しい効果測定を行っていきましょう。
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