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更新日:2022年 12月 14日
【監修】株式会社ジオコード SEO事業 責任者
栗原 勇一
CMSを導入することでHTMLの知識を有していない人でもテンプレートでサイトの作成や更新作業を行うことが可能になり、XMLサイトマップの生成によってクローラーに対してサイトの構成を正確に伝えることができます。
また、パンくずリストや各種タグといったユーザーの滞在時間にも影響を与えるSEO要素の設定が簡易に行えるので内部対策コストを減らすこともできるでしょう。
こちらでは、CMS導入によってどんなSEO効果が得られるかを解説しています。
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目次
CMSは、HTMLといったWeb知識を有していない人でもサイトの更新やコンテンツ作成が可能になるツールです。
CMSはSEOに効果的な手段の1つです。
そこで今回は、CMSを導入することで得られるSEO効果をそれぞれの項目ごとに具体化して解説します。
CMSは、ChromeやIEといったブラウザごとのコンパチビリティが保たれた正しい書式のHTMLをひな型でアウトプットすることが可能です。
ヒューマンエラーなどで正しくない書式のHTMLをサイトに用いると、検索エンジンが正確に内容を読み取ることができなくなり、オケージョン次第ではスパムと判断されてSEOでマイナスとなってしまいますが、CMSはテキストを入れるだけで正しい書式へとアウトプットしてくれます。
検索エンジンはWeb標準に準じている正しい書式のHTMLを高く評価しますので、CMSを活用すればおのずと内部対策に効果的なSEOを講じることができるようになります。
正しいHTMLをひな型でアウトプットできるという点は、誰が作成・更新を行なっても高水準なステータスを維持できるということなので、特定のマンパワーに頼った業務フローの定着化を防ぐことができます。
また、社内で技術面に明るい人材がいなくて上記の業務を外注で行なっていたケースでは、CMSを活用することで特別な専門知識を持っていない人でも簡易に取り組むことが可能となるので、コスト上のメリットも生まれるでしょう。
CMSは検索エンジンのクローラーに対してサイトの構成を伝える役割があるXML形式のサイトマップを生成可能であり、更新を定期的に行うことでインデックスタイムを短縮する効果があります。
検索エンジンにサイトの構成を正しく伝えることはご承知の通りSEOで重要な要素ですが、検索エンジンはクローラーというロボットを用いてサイトの情報を集めており、XMLサイトマップを生成することで外部リンクから訪れるまで待たずにクローラーに対してサイトの巡回を促すことが可能です。
検索エンジンにクローラーの巡回をリクエストするという手段も存在しますが、ページ数が多い大きなサイトではXMLサイトマップがないとクローラーが全貌を読み取りきれないこともあるので、SEO面を考慮するのであれば必要な要素です。
また、XMLサイトマップはPC向けとスマホ向けといったデバイスごとに異なるURLがある場合やサイトを新しく作った場合にも有効なので、CMSを導入するときはXMLサイトマップが生成できるかどうかにも注目して選定してください。
パンくずリストを自ら設定するのはHTMLの知識を有した技術者でない限り時間と手間のかかる作業ですが、CMSはパンくずリストを簡易的に設置することが可能です。
パンくずリストはサイトのナビ要素であり、階層を掘り下げてコンテンツを展開しているページで効果的に設置すればユーザーを各項目に分かりやすく導いてくれますので、滞在時間の延長に貢献してくれる他にもサイト内部リンク数の増加といったSEO効果が見込めます。
サイトの構成を検索エンジンに対して正しく伝えるためには各種タグを適切な形で設ける必要がありますが、CMSを活用すればHTMLの知識を有していなくても設定することができます。
タイトルタグやメタタグ、見出しタグといった各種のタグは効果的に設定することで検索エンジンとユーザーの両者対してサイトの構成を分かりやすく伝えることができるSEO要素です。
また、ユーザーはサイトをクリックする時にタイトルとディスクリプションを見て自分の知りたい情報とマッチしているかどうかを測るので、CTR(クリック率)との関連性も深いといえるでしょう。
CMSによる大きな恩恵はテンプレートによるサイトの作成・更新が簡易になり、時間的・労力的な負担を特定の人物に集中してしまう属人化を防ぎ、内部対策コストを減らすことができる点です。
しかし、コンテンツの重要性を忘れてはいけません。いくらサイトの骨組みがしっかりしていても肝心なコンテンツで二の足を踏んでしまったら成果につながりませんので、コストを有益に使い上質なコンテンツを作りましょう。