パンダアップデート対策! – Googleに評価されるコンテンツとは?
2019年8月19日
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SEOがまるっと解るWebマガジン
更新日:2024年 10月 22日 公開日:2024年 10月 15日
【監修】株式会社ジオコード SEO事業 責任者
栗原 勇一
meta descriptionは、Webページの紹介文です。
検索順位に影響はありませんが、クリック率・トラフィックに影響があります。
今回は、SEOを意識したdescriptionの設定と文字数について解説します。
また、タイトルやディスクリプションなどのSEOで設定すべきタグについて動画で学べる動画セミナーもございます。こちらも、あわせてご覧ください。
目次
前述したように、descriptionはページの紹介文です。
Search Consoleヘルプでは下記のように記載されています。
”メタ ディスクリプション タグはページの内容を簡潔かつわかりやすく要約したもので、ユーザーの関心を惹くものである必要があります。”
引用:Search Consoleヘルプ
実際の検索結果を見てみましょう。
赤枠で囲んだ部分が、descriptionになります。
descriptionを設定していない場合は、Googleが自動で生成します。
ですが、ページ内のテキストから文章を作成するため、不自然な文章になる可能性があります。
”ページ上のコンテンツのみから取得できる情報よりもページの概要を正確に説明できると判断した場合、ページの ディスクリプション タグを使用して、検索結果のスニペットを生成することがあります。”
引用: Search Consoleヘルプ
ページ数が多いサイトは、全ページでの設定は難しいかもしれません。
そういった場合、ユーザーの目に触れるランディングページから初めて、可能な範囲は設定を行いましょう。
以下のようにHTMLの<head>~</head>内に記述します。
“ディスクリプションのテキスト“部分が検索結果に反映されます。
<meta name=”description” content=”ディスクリプションのテキスト“>
基本的にはdescriptionの文字数に制限はありません。
ですが、表示される文字数には制限があります。
下記画像は表示の一例です。
■PCでの表示例
■スマホでの表示例
上の画像は実際に検索してみた一例になります。
検索結果に表示される文字数は、それぞれ下記でした。
●PC:134文字
●スマホ:71文字
PCで134文字、スマホで71文字となるため、情報を詰め込めば良いというわけではありません。
文字数が多い場合、下記のように「…」で省略されてしまいます。
descriptionは検索順位には直接影響していません。
これについては、Google Webmastersチャンネルの動画で言及されています。
■参考動画
順位とは別の観点で設定が必要ですので、次のセクションでお伝えします。
※順位には影響しないものの重要なタグの1つです。詳しくは、【プロ直伝】最新のSEO徹底ガイド!対策手順と重要な考え方 を参考にしてください。
descriptionを設定する最大のメリットは「クリック率の向上」です。
適切なdescriptionを設定してユーザーニーズに沿った情報の訴求ができれば、競合サイトよりクリックを集めることができます。
また、descriptionを設定すれば検索キーワードが太字で表示されます。
クリック率向上を期待できますね。
descriptionは、アクセス前のユーザーに訴求できる貴重な手段です。
ページの内容を伝え、ユーザーがクリックしたくなるような内容を設定しましょう。
アクセス前にページの内容を伝えることで、ユーザーの検索体験はきっと良いものになります。
「クリックしてもらえるdescription」作成のポイントを紹介します。
ユーザーは「意図」をもって検索を行います。(この意図をインテントと呼びます)
インテントを推測し、課題を解決できるサイトであることを伝えれば、クリックにつながります。
検索結果から、良い例をいくつか紹介します。
●例:「カルボナーラ」のdescription
全部「レシピ」や「作り方」であることは書いてあります。
ですが、書いてあることはどのページも少し異なります。
1番目:手軽・簡単な作り方
2番目:動画付きレシピ
3番目:みんなが推薦したレシピ
4番目:人気の料理研究家が徹底解説
こういった内容は情報探しのヒントになりますね。
事前にわかっていれば、ニーズにマッチしたページにアクセスしやすくなります。
●例:「イヴェルカーナ」のdescription
「美味しそうなピッツァ イヴェルカーナ」…
ではありません。
こちらの「イヴェルカーナ」はゲームのキャラクター(ボス)です。
どちらのページもアクセス先で「弱点」「対策方法」「得られるアイテム」といった情報を得られそうですね!
この情報はユーザーのニーズにマッチしています。(筆者の体験より)
クリックにつながる、良い紹介文だと思います。
descriptionの文字数は限られています。
簡潔かつニーズに応える内容が求められます。
注意しないと文字数オーバーで伝えたい内容が表示されないなど、機会損失につながる可能性があります。
ユーザーは自分にメリットのあるページだと感じても、他のページの方が良いと判断すればクリックされることはありません。
例えば店舗に来店するビジネスでは、以下のような内容が該当します。
●先着〇〇名様限定で初回診断料無料!
●初回〇〇回まで無料!
独自性を持たせることで、他のページと比較された際にクリックされるページになります。
悪い例として、下記の文章の様にならないようにしましょう。
●キーワード「大阪SEO会社」
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「大阪」や「SEO」といったキーワードを詰め込み過ているため、
ユーザーに悪い印象を与えている可能性があります。
対策キーワードを詰め込んでも順位に影響はありません。
スマートフォンのユーザーは、70文字前後の文字数しか見ることができません。
そのため、できるだけdescriptionの前半部分に重要な文言を入れるように意識しましょう。
descriptionの設定は、アクセス前に訴求可能な数少ない手段です。
自然検索で表示されるページ(LPになりうるページ)は、個別に設定しユーザーがアクセス後をイメージできるようにしましょう。
descriptionの設定は、順位上昇ではなく、ユーザーが求める内容に設定することが大切です。
ユーザーは、検索結果のタイトルとdescriptionを見てアクセスするかを判断します。
限られた文字数の中ですが、ユーザーにサイトを表現し、伝えましょう。
ターゲットであるユーザーのニーズをしっかりと理解していれば、きっと設定できます。
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