MEOとは?SEOとの違いを知って効果的な地域集客戦略を立てよう
2023年5月22日
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更新日:2024年 02月 19日
【監修】株式会社ジオコード SEO事業 責任者
栗原 勇一
Webサイトで最初に表示されるファーストビューは、そのサイトの顔となる部分です。場合によっては、ユーザーの離脱率を左右することもあります。とはいえ、ファーストビューとは何のことか、どれほど重要なのかが理解できていないと、改善が必要であっても先延ばしする恐れがあるでしょう。
本記事では、ファーストビューの意味や重要性について詳しく解説します。具体的な改善方法も紹介するので、初耳の方からファーストビューに課題を抱えているWeb担当者の方まで、ぜひ参考にしてください。
目次
ファーストビューとは、Webページを開いたときに最初に表示される画面上部のエリアのことです。サイトのタイトルをクリックしてすぐに表示されるため、ページの中で唯一スクロールせずに見れる部分です。
ただし、PCやスマートフォン、タブレットなどデバイスによってディスプレイの大きさがそれぞれ違います。そのため、ファーストビューが表示される部分もデバイスによって異なります。
Webページを読んでもらえるかどうかは、ファーストビューにかかっているといっても過言ではありません。よく第一印象は3秒で決まるといわれますが、それはWebページでも同じです。ファーストビューを見て、文字が小さくて読みにくそう、デザインが好きじゃないと思われてしまえば、スクロールせずに離脱されてしまいます。
Webサイトでは、ファーストビュー以降も読みたいと思ってもらえるよう工夫することが重要です。例えば、動画配信サービスのWebサイトの場合は、配信動画の多さや月額料金の安さ、試しやすさなど、ユーザーに響くアピールを盛り込むのがおすすめです。ユーザーに興味をもってもらいやすく、早期の離脱を防げます。
ファーストビューの改善方法は、以下のとおりです。
それぞれ詳しく解説します。
ページ表示が遅いWebサイトは、ユーザーにストレスを与えてしまいます。ファーストビュー全体が表示する前に、離脱されてしまう恐れもあります。
ファーストビューはタイトルをクリックもしくはタップ後、3秒以内にページ表示されるのが理想です。表示速度が遅いWebサイトは、画像や動画の容量が大きく重くなっているケースが多くあります。まずは、ファイルサイズを削減し最適化を図りましょう。
レスポンシブ対応とは、デバイスによってレイアウトが変更できるようにする設定のことです。レスポンシブ対応にすることで、PCでもスマートフォンでも最適な状態でWebサイトを閲覧できるようになります。
特に、現代ではスマートフォンから検索するユーザーが大半を占めています。レスポンシブ対応していないWebサイトは見づらく、ファーストビューを見ただけで離脱されてしまう可能性が高めです。見やすさをアピールするためにも、レスポンシブ対応は必須といえるでしょう。
また、レスポンシブ対応には、PC版とモバイル版のコンテンツ内容を一致させる効果もあります。Webサイトが最適化できるため、SEO対策にも有効です。
コラム記事のファーストビューに表示されるアイキャッチ画像は、タイトル・コンテンツにマッチしていなければなりません。アイキャッチ画像がマッチしていなければ、タイトルを見て訪問したユーザーが、求めている情報は得られなさそうと判断して離脱します。
例えば、「プロが教えるブログの書き方!PVを増やすコツも紹介」というWebサイトがあったとします。「PCに触る人」と「猫や犬などの動物」、どちらのアイキャッチがタイトルにマッチしているかと聞かれれば多くの方が前者と答えるはずです。
離脱を防ぐためにも、タイトル・コンテンツにマッチしたアイキャッチ画像を設定しましょう。
コラム記事のファーストビューには過剰なセールスは必要ありません。最初に表示されたページに過剰な宣伝や大げさな表現があると、ユーザーは不信感を抱く恐れがあります。
ユーザーは商品・サービスの情報を入手した上で、購入を検討したいと思っている人も多いです。ユーザーが最初に求めている情報は過剰なセールスではなく、性能や効果、口コミ・評判などで、まずはこれらの情報を提供し、信頼感を得ることが重要です。購買意欲を高められたところで、CTAボタンなどを設置するとスムーズな流れでCVへと促せます。
LP記事のファーストビューには、商材の価値・利用のメリットを盛り込みます。LP記事に訪問するユーザーは、抱えている悩みを解決できる商品・サービスを探しています。いかに取り扱っている商品やサービスの魅力を伝え、利用する価値・メリットがあることを伝えられるかどうかがポイントです。
そのためには、ファーストビューで商材の価値・利用のメリットを訴求して、スクロールしてより詳しい情報を得る必要があると思わせることが重要です。
最初に表示されるファーストビューは、その後ユーザーがスクロールして読み進めるかどうかを左右する重要な部分です。ファーストビューで魅力を感じなければ、ユーザーは離脱してしまいます。人は3秒以内で離脱するかしないかを決断するため、ファーストビューは3秒でユーザーの心を掴むものでなければなりません。
ジオコードでは、デザインやUI・UX改善のコンサルティングを行っており、CVへとつなげやすいWebページを作成します。ファーストビューをどのように改善すればいいのか分からない担当の方や、他の業務が忙しくファーストビュー改善に時間を割けないといった担当者の方は、気軽にお問い合わせください。