PVとは?UUやセッションとの違いをわかりやすく解説。
2020年5月14日
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更新日:2022年 12月 14日
【監修】株式会社ジオコード SEO事業 責任者
栗原 勇一
ユニバーサルアナリティクスは旧Googleアナリティクスの改良版です。
旧Googleアナリティクスについては 2016年にサポートが終了しています。
現在はすでに、ユニバーサルアナリティクスに移行しています。
旧Googleアナリティクスでは、リピーターが来たことは分かりますが、誰がリピーターなのかが分かりませんでした。
しかし、ユニバーサルアナリティクスでは各ユーザーにトラッキングIDが割り当てられたことで、誰がリピーターなのかの分析が可能になりました。
今回はユニバーサルアナリティクス概要、移行方法とグローバルサイトタグとの違いについて解説していきます。
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目次
ユニバーサルアナリティクスとは、2014年4月にリリースされたGoogleアナリティクスの最新版のことを指します。
旧Googleアナリティクスのレポート機能を基本としながら、レポート反映の性能の向上や独自の分析機能が新たな特徴となっています。
移行作業として、旧アナリティクスと計測タグが異なるため、ユニバーサルアナリティクス用のタグに差し替え、合わせて管理画面の設定などが必要となります。機能の追加等はユニバーサルアナリティクスにのみに行われます。
「ユニバーサル」という言葉には「不偏的な、汎用的な」という意味があり、Googleアナリティクスよりも更に深い分析が可能となっています。
ここでは、ユニバーサルアナリティクスとGoogleアナリティクスは違いについて比較していきます。
ユニバーサルアナリティクスの独自レポート機能は以下の通りです。
さらに詳しい分析を実現するため、独自レポートの機能が拡張されています。
オンライン・オフラインを一元管理。
PCやスマートフォン・タブレットのように複数の端末をまたいだ訪問者を同一ユーザーとして判別することが可能。
また、ユニバーサルアナリティクス独自の新機能とレポートが変わった以外にも以下の変更点があります。
トラッキングコードが「analytics.js」に変更。
新しいデータ収集方式「Measurement Protocol」
旧Googleアナリティクスは、 最長2年間の移行期間後、すべてのアカウントでの使用停止が発表されました。
※現在すでに、移行期限は過ぎており、旧Googleアナリティクスのサポートは終了しております。
自身のWebサイトがユニバーサルアナリティクスであるかどうかは現在設置されているトラッキングコードを見ることで確認できます。
設置されているトラッキングコードが「analytics.js」または「UA-で始まるID」となっている場合は、ユニバーサルアナリティクスに移行済みです。
しかし、ソース内に「ga.js」がある場合は、旧Googleアナリティクスのままということになりますので、移行作業が必要です。
ユニバーサルアナリティクスと旧Googleアナリティクスでは、集計内容が異なるため、移行前後のデータ比較は解釈が難しくなります。
特にECシステムの場合は、カートシステムが対応できているかの確認が必要。
大規模サイトの場合は、全ページのタグ修正の際に実装漏れがないように注意が必要です。
ユニバーサルアナリティクスのタグやトラッキングコードを複数設置すると正確な計測ができくなります。
トラッキングコードを二重に設置すると、ページビュー数が実際の倍として計測されます。
また、直帰率が50~70%と言われていますが、多くのページが20%未満などの極端に低い数値を計測している場合、二重計測の疑いがありますので、調査が必要です。
旧Googleアナリティクスには、全5世代の計測タグあります。
現在はユニバーサルアナリティクスと グローバル サイトタグ が使用されることが多いです。Google広告やFloodlgihtタグも組み合わせて、使用可能な最新のタグです。
ただし、グローバルサイトタグは、グローバルサイトタグ専用のクリックイベントタグの記述をHTMLに再現しなければタグが作動せず、計測できないという事象が起こります。
しかし今後、ユニバーサルタグのコードのサポートが切れる可能性もあるので、今後は新しいグローバルサイトタグを使用するのがオススメです。
ユニバーサルアナリティクスと旧Googleアナリティクスの違いやグローバルサイトタグについて解説してきました。
現在はほとんどサイトが移行済みですが、旧Googleアナリティクスのまま、ずっと放置していたサイトについては、再度新しいアナリティクスに登録し直す必要があります。
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