ペンギンアップデートとは?基本から対策まで解説します
2019年8月20日
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更新日:2022年 12月 22日
【監修】株式会社ジオコード SEO事業 責任者
栗原 勇一
※こちらの記事は「Yahoo!とGoogleのSEOは一緒なのか違うのか?」を、2022年5月11日に更新した記事になります。
日本において「Yahoo!」と「Google」は検索エンジンシェアの90%を占めています。
Web担当の方やSEOを専門家に依頼している方、GoogleとYahoo!は何が違うの?
と、考えたことはありませんか?
今回はそんな疑問にお答えすべく、解説させていただきます!
なお、「そもそも検索エンジンとは?」という方のために、検索エンジンの仕組みについての資料もありますので、こちらもご覧ください、
目次
結論から言うと、「Yahoo!とGoogleのSEO(検索結果)は、ほぼ同じ」です。
SEOも「Yahoo!対策」として、特別なことをする必要はありません。
検索結果がほぼ同じになる理由は、2011年から“Yahoo!はGoogleの「検索エンジン」と「検索連動型配信システム」を採用しているため”です。
ですが、実際にはYahoo!とGoogleの検索結果は全く同じではありません。
次のセクションで、「Yahoo!とGoogleの検索結果が違う理由」について解説します。
Yahoo!とGoogleの検索結果が違う理由は大きく分けて2つあります。
・Yahoo!:検索結果にYahoo!のサービスが表示される
・Google:ユーザーに合わせて検索結果がカスタマイズされる
それぞれ解説します。
Yahoo!では、Googleの検索結果にプラスでYahoo!のサービスが表示されます。
下記のようなサービスです。
・Yahoo!ショッピング
・ヤフオク!
・Yahoo!ニュース
・Yahoo!天気・災害
・スポーツナビ
・Yahoo!知恵袋
・Yahoo!地図
・Naverまとめ
実際に検索結果の違いを見てみましょう。
例えば、「iPhoneケース」と検索した場合、Yahoo!の検索結果は下のようになります。
Yahoo!検索画面
赤色の枠がYahoo!のサービスになります。
今回の検索では、「Yahoo!ショッピング」、「Yahoo!ニュース」、「Naverまとめ」などが表示されていますね。
では、Googleの検索結果と比較して見ましょう。
Google検索画面
共通で表示されているサイトの順位はほとんど変わりませんが、Yahoo!のサービスは全く表示されていないことがわかります。
Googleには「パーソナライズド検索」という機能があります。
パーソナライズド検索は、ユーザーに合わせた検索結果を自動で作成し、検索結果に表示します。
この「パーソナライズド検索」の影響で、検索結果が変わる可能性があります。
ただし、2019年現在では、パーソナライズド検索の影響は弱くなっています。
影響するのは、ユーザーの「所在地」と「直前の検索結果」の2点だけです。
前述にもあるように、Yahoo!とGoogleで異なるSEO対策は必要ありません、Googleの対策を実施してください。
Googleの対策方法もさまざまです。影響の大きい施策・小さい施策、時間のかかる施策・すぐできる施策、ユーザーのための施策・検索エンジンのための施策…本当にたくさんあるのです。
そういうのを一つ一つ実行して、検索エンジン・ユーザー双方にとって良いとされている状態に近づける。それをずっと続けることがSEOには必要です。
検索エンジン・ユーザー双方にとってわかりやすく、快適なサイト作りを心がけましょう。
今回は、「Yahoo!とGoogleの違いとSEO」について紹介しました。
Yahoo!とGoogleのSEOは、検索エンジンが同じなので別々に行う必要はありません。
特に意識せず、GoogleのSEOを実施するようにしましょう。
Google対策としてのSEOは、SEM JOURNALでも紹介しています。
※数が多いので全てとはいきませんが…
是非他の記事も読んでみてくださいね。