Web制作会社が選ぶ!大阪のおすすめホームページ制作会社一覧【23社を徹底比較】
2020年6月30日
東証スタンダード上場企業のジオコードが運営!
Web制作がまるっと解るWebマガジン
更新日:2024年 08月 16日
【監修】株式会社ジオコード Web制作事業 責任者
高松 建太郎
ECサイト制作を成功させるためには、豊富な実績や充実した支援体制があるECサイト制作会社の選び方や、ECサイト制作を成功させるためのポイントを押さえておくことが重要です。
本記事では、ECサイト制作の担当者の方に向けて、ECサイト制作会社の選び方やポイント、費用相場などを解説します。ECサイト制作の流れや成功させるためのコツも解説しているため、ECサイトの制作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
まずは、おすすめのECサイト制作会社8社を紹介します。企業の概要や特長、主な依頼内容などをまとめているため、ECサイト制作会社を比較検討する際に役立ててください。
株式会社ジオコードは、Webサイト制作と包括的なマーケティング戦略が得意なWebマーケティング会社です。約20年の運営経験とノウハウを活用したWebサイトを制作・構築しており、媒体に合わせたマーケティングを意識し、ECサイト制作を行って成果につなげています。SEOはもちろん、UI設計や記事コンテンツが標準搭載されており、集客からコンバージョンまでの全てのサポートが可能です。
制作するWebサイトの目的・予算・納期に合わせた料金プランがありますが、対応範囲が幅広いため様々な要望に柔軟に対応できる点が特長です。株式会社ジオコードは以下に該当する企業におすすめできます。
会社名 | 株式会社ジオコード |
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URL | https://www.geo-code.co.jp/webdev/ |
設立年 | 2005年2月 |
所在地/電話番号 | 〒160-0022東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー 10F TEL 03-6274-8081 |
費用 | スタンダードプラン ・費用:200万円~ ・納期:4ヵ月~ ファストプラン ・費用:70万円~ ・納期:1ヵ月~ LPプラン ・費用:50万円~ ・納期:1.5ヵ月~ 制作保守プラン ※要問い合わせ・お見積り スマホ化プラン ※要問い合わせ・お見積り セキュリティプラン ※要問い合わせ・お見積り |
実績ページ | https://www.geo-code.co.jp/webdev/performance/ |
Webサイト制作以外の Webマーケティングサービス | ・オーガニックマーケティング ・SEOコンサルティング ・コンテンツコンサルティング、制作 ・UI・UX改善コンサルティング ・サイト修正指示、作業代行 ・Web広告の運用(リスティング広告、ディスプレイ広告、ネイティブ広告、SNS広告、アフィリエイト広告、動画広告など) |
株式会社ジオコードは、ECサイトを含むWebサイト制作から、SEOや主要運用型広告を用いた集客まで、全てを1社完結でサービスを提供しており、Webサイト制作・Webマーケティングに強みを持っています。
株式会社これからは、創業当時から10年以上ECサイト制作を行っている会社です。ShopifyやMake Shopなどの複数のインターネットショップにも対応しています。ECサイトは統計データに基づいて制作しており、利便性の高いレイアウトが特徴です。おすすめの企業は以下のとおりです。
会社名 | 株式会社これから |
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URL | https://corekara.co.jp/ |
設立年 | 2012年1月 |
所在地/電話番号 | 〒160-0004東京都新宿区四谷三丁目5番地 文化エステート四谷ビル6階 TEL 03-5363-1966 |
費用 | - |
実績ページ | https://corekara.co.jp/net-shop/ |
Webサイト制作以外の Webマーケティングサービス | ・Web広告運用代行 ・ECコンサルティング ・AdSISTの開発・運用 |
株式会社これからは、Google Analyticsの毎月のデータを要約したレポート作成や自動集客機能があるツールの提供など、サイト分析や集客支援が充実しています。
ZOOST(ズースト)株式会社は自社通販サイトを運営しており、500以上のWebサイト制作の実績がある会社です。実践成果主義をモットーに、自社サイトで実践して成果が出たサービスのみを提供しています。おすすめの企業は以下のとおりです。
会社名 | ZOOST株式会社 |
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URL | https://zoost.inc/web-creating/ |
設立年 | 2007年6月 |
所在地/電話番号 | 〒541-0051大阪府大阪市中央区備後町3丁目4-9 輸出繊維会館8F TEL 050-3135-3589 |
費用 | ライトプラン ・費用:50万円~ ・納期:約3週間 スタンダードプラン ・費用:100万円 ・納期:約1ヵ月 デラックスプラン ・費用:160万円~ ・納期:約2.5ヵ月 |
実績ページ | https://zoost.inc/web-creating/works/ |
Webサイト制作以外の Webマーケティングサービス | ・Webコンサルティング ・マーケティング企画立案 ・運用代行業務(リスティング広告、各種インターネット広告、動画広告) ・LPO(ランディングページ最適化) |
ZOOST株式会社は、自社通販サイトで実践して成果が上がったノウハウに基づいたECサイト制作が特徴です。
トランスコスモス株式会社は、ECに特化したワンストップサービスを提供する会社です。ECサイト構築・運用やフルフィルメント、Webプロモーション、分析など、オペレーションからトランスコスモスのECチャネルを通じた商品販売までをワンストップでサポートするサービスを提供しています。おすすめの企業は以下のとおりです。
会社名 | トランスコスモス株式会社 |
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URL | https://www.trans-cosmos.co.jp/ |
設立年 | 1985年6月 |
所在地/電話番号 | 〒170-6016東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 TEL 050-1751-7700 |
費用 | - |
実績ページ | https://www.trans-cosmos.co.jp/customercase/ |
Webサイト制作以外の Webマーケティングサービス | ・ECコンサルティング ・広告プロモーション ・SNSアカウント構築 ・運用(Instagram、Xなど) ・インフルエンサーマーケティングなど |
トランスコスモス株式会社は、ECサイト制作から運営までの全てのプロセスをサポートしています。
株式会社マイナビは、ECサイトの構築とD2C(Direct to Consumer)事業支援を行うマイナビD2Cというサービスを提供している会社です。マイナビD2Cは、豊富な実績を持つECスペシャリストが戦略立案からECサイト運用までの全てに対応しています。おすすめの企業は以下のとおりです。
会社名 | 株式会社マイナビ |
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URL | https://d2c.mynavi.jp/ |
設立年 | 1973年8月 |
所在地/電話番号 | 〒100-0003東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 TEL 03-6267-4000 ※会社全般に関するお問い合わせ |
費用 | ・ライトプラン:- ・スタンダードプラン:- ・プロフェッショナルプラン:- |
実績ページ | https://d2c.mynavi.jp/case/ |
Webサイト制作以外の Webマーケティングサービス | ・コンサルティング ・広告支援 ・SNS支援 ・SEO支援など |
株式会社マイナビはECサイト制作だけでなく、ユーザー動向のリサーチやSNS活用、販促活動のバックアップなど、幅広い支援を行っています。
株式会社クレセントは、モール型・ASP型・オリジナルの3種類のECサイト制作に対応している会社です。ECサイト制作の目的や出店先の集客力など、自社の要望に合わせてECサイト制作を依頼できます。オリジナルのECサイト制作では、WordPressの他にもオープンソースを活用したカスタム開発も可能です。おすすめの企業は以下のとおりです。
会社名 | 株式会社クレセント |
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URL | https://crescents.jp/ |
設立年 | 2010年2月 |
所在地/電話番号 | 〒102-0094東京都千代田区紀尾井町3番12号 紀尾井町ビル3階 TEL 03-5276-4448 |
費用 | - |
実績ページ | https://crescents.jp/works/ |
Webサイト制作以外の Webマーケティングサービス | ・ECコンサルティング ・ECサイト分析 ・競合サイト分析サービス ・ECサイト運営支援 |
株式会社クレセントは、ECサイト制作やサイト分析、運営支援、ECコンサルティングなど、ECサイト制作や運営のサポート体制が充実しています。
FORCE-R 株式会社は、自社登録の調査モニターから集計した調査結果に基づき、ターゲットが本質的に求めるECサイト制作を行うサービス「Commerce INSIGHT.EC」を提供している会社です。ターゲットに合わせたカート選定や機能設計を提案してもらえるため、回遊性が高いECサイト制作を行えます。おすすめの企業は以下のとおりです。
会社名 | FORCE-R 株式会社 |
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URL | https://force-r.co.jp/ |
設立年 | 2015年7月 |
所在地/電話番号 | 〒103-0004東京都中央区東日本橋 2-1-5 東日本橋セントラルプレイス5F TEL 03-6555-4129 |
費用 | - |
実績ページ | https://force-r.co.jp/voice/ |
Webサイト制作以外の Webマーケティングサービス | ・ECコンサルティング ・商品企画 ・開発 ・広告運用 ・SEOコンサルティング ・口コミ/UGC |
FORCE-R 株式会社は自社で調査モニターを保有しており、調査結果を基にターゲットに合わせたECサイト制作を行っています。
株式会社Proteinum(プロテーナム)は、ECの成功を支援するEC事業に特化したコンサルティング会社です。戦略の策定からECサイト設計、集客・販売促進施策、分析までEC事業に関わるサービスをトータルで提供しており、幅広い経験と豊富なノウハウを持つプロの支援を受けられます。おすすめの企業は以下のとおりです。
会社名 | 株式会社Proteinum |
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URL | https://proteinum.co.jp/ |
設立年 | 2020年8月 |
所在地/電話番号 | 〒105-0003東京都港区西新橋3-4-2 ヤマキ第二ビル4階 TEL 03-6419-7733 |
費用 | - |
実績ページ | https://proteinum.co.jp/works/ |
Webサイト制作以外の Webマーケティングサービス | ・広告運用 ・SNS/PR代行 ・LP/ページ制作 ・メルマガ/LINE運用など |
株式会社Proteinumは、ECの成果向上を目指す戦略の策定からWebサイト設計、集客・販売促進施策、分析まで、トータルでサポートするサービスを提供しています。
ECサイト制作会社に自社のECサイト制作を依頼する場合は、メリットとデメリットをそれぞれ把握した上で検討することが重要です。本章では、ECサイトの構築を制作会社に依頼するメリットとデメリットを解説します。
ECサイト制作会社にECサイトの構築を依頼するメリットとして、商品の魅力を最大限に引き出し、購入検討者へ伝えられることが挙げられます。ECサイト制作会社にはECサイトの制作実績やノウハウが豊富なプロのスタッフが所属しており、商品に合わせてデザインやレイアウト、搭載機能などを考慮したECサイトの構築が期待できます。
また、ECサイト制作の専門知識がなくても制作会社の担当者と相談しながらECサイトを構築できることも、制作会社に依頼するメリットです。ECサイト制作を制作会社に依頼することでECサイトの構築にかかる時間と手間を削減できるため、自社のリソースを商品の企画・開発などの業務に集中させることも可能です。
ECサイト制作会社に依頼した場合、自社でECサイトを構築するよりも費用がかかります。依頼費用はもちろん、ECサイトの運営業務を依頼した場合はランニングコストも発生します。制作会社によっては追加料金が必要な場合もあるでしょう。
また、自社のECサイトを構築しても社内にノウハウを蓄積できないため、担当者のスキルアップにつながりません。ECサイトの変更や問題点への対応が必要になる度に制作会社へ依頼しなければならず、制作会社に依存しやすくなることも、ECサイトの構築を制作会社に依頼するデメリットといえるでしょう。
また、ECサイトでは顧客の氏名や住所、クレジットカード情報などの個人情報を取り扱うため、制作会社と情報の取り扱いに関する取り決めをしておき、情報漏えいのリスク対策を行う必要があります。
ECサイト制作を成功させるためにもECサイト制作会社選びは重要です。ECサイト制作会社を選ぶ際の主なポイントは以下の4つです。
それぞれ詳しく解説します。
ECサイトを構築した実績や事例が多い制作会社は豊富なノウハウを持っていることを表しています。例えば、コンバージョン率〇%アップ、リピート率〇%アップなどの具体的な成果が分かれば、品質の高いECサイトを構築できる会社かどうかを判断する材料になるでしょう。そこで制作会社の実績や事例を確認する際のポイントを解説します。
ECサイト制作会社の過去の実績を確認するポイントは、ECサイトのデザインがブランドイメージに合う配色やフォントなどが使用されているかどうかです。成果が出るECサイトは、一目見ればブランドイメージが伝わるデザインに工夫されています。
一方で、ブランドイメージとかけ離れたECサイトは、ブランドの世界観や取り扱っている商品の魅力を伝えられません。自社のブランドイメージに合うECサイトを制作できるかどうかは、制作会社が過去に制作したECサイトのデザインを確認することで判断できます。
例えば、過去に制作されたECサイトのデザインとブランドイメージが合っていれば、その制作会社は顧客のブランドイメージを理解した上でECサイトのデザインに落とし込んでいると判断できるでしょう。
制作会社が制作したECサイトを見る際は、商品情報が分かりやすく記載されているかを利用者の視点で確認します。商品紹介が文章のみの場合、実際の商品の見た目や色などがイメージしづらく、商品を購入するのを止めてしまう恐れがあります。例えば、アパレル系のECサイトの場合は、次に挙げる項目が掲載されていると商品情報が分かりやすいECサイトと言えるでしょう。
ECサイトでは商品を直接手に取って確認できないため、事例から写真やお客様の声などを掲載して商品のイメージを具体的に伝える工夫をしているかを確認しましょう。
制作会社が制作したECサイトで商品を探しやすい工夫がされているかを確認することも重要なポイントです。検索したい商品が見つからない、商品の検索窓が分かりづらい場所にあるなど、訪問者が求めている商品をスムーズに探せないとECサイトから離脱されるリスクが高まります。
ECサイトで商品を購入してもらうには、商品を探しやすいデザインやレイアウトにする必要があります。商品を探しやすいECサイトの具体例は以下のとおりです。
商品ページまで遷移する回数が少ないほど商品が探しやすいECサイトと言えます。
商品の検索だけでなく、商品の購入を完了するまでの流れがスムーズであることもECサイトの事例を確認する際に欠かせないポイントです。カート内を確認するボタンや購入ボタンなどが分かりづらい場所に配置されていると、商品がカート内に入ったままECサイトから離脱される恐れがあります。ECサイト制作会社の事例を確認する際は、以下に挙げるポイントをチェックしてみてください。
購入完了までの操作を複雑にすると購入者に煩わしさを感じさせてしまい、ECサイトから離脱される恐れがあるため、制作会社の事例からシンプルな操作が可能なECサイトを制作しているかを確認しましょう。
商品レビューの掲載は訪問者が商品を購入する際の参考になるだけでなく、ECサイトや商品の改善に活かせます。レビュー数が多いほど利用者が多くECサイトの信頼性が高いと判断されるため、制作会社の事例では商品レビューが掲載されているECサイトが多いかどうかを確認しましょう。
商品レビューを掲載したECサイトを多く制作しているEC制作会社は、商品レビューをECサイトに掲載する重要性を理解していることが分かります。また、制作したECサイトの口コミ数が多く、商品レビューに写真を投稿できる機能を搭載させている場合は、購入者の視点に立ったECサイト制作をしていると判断できるため、信頼度が高い制作会社と言えるでしょう。
デザイン性が高いECサイトは訪問者の関心を引きますが、商品の検索から購入までの操作が複雑な場合は離脱される可能性が高まります。ECサイト制作会社を選ぶ際はデザイン性の高さだけでなく、初めての訪問者でも簡単に操作できるかという点も事例で確認しておきましょう。制作会社の事例を確認する際は、以下のポイントをチェックしてみてください。
特に、商品を検索する際のフィルター機能やカテゴリの分類、購入完了までのプロセスが簡単なECサイトであることが、分かりやすく利用しやすいECサイトを制作できる制作会社を選ぶ上で重要なポイントです。
ECサイト制作会社を選ぶ前に複数社に見積もり依頼し、費用と内訳を確認しておきましょう。同じ依頼内容でも他の会社よりも高い金額を設定しているケースがあるからです。見積もりを見比べることで費用相場を踏まえて適正な価格設定の制作会社を選べます。予算よりも費用が高くなる場合はECサイトに搭載する機能を見直す、自社で対応する業務を増やすなど、制作会社に依頼する内容や範囲を再検討しましょう。
また、見積もりにない機能の追加や要望を依頼し納期の延長が生じた場合、追加料金が発生する可能性があります。あらかじめ依頼内容や納期、予算を伝えた上で見積もりを依頼しましょう。
ECサイトの制作をスムーズに進めるにも提案に納得できる制作会社を選んでください。そこでどのような提案をしてくれる制作会社を選べばいいのかを詳しく解説します。
ECサイトの構築を成功させて多くの顧客を獲得するには、顧客層やニーズを把握した上でECサイトを制作する必要があります。そのため、制作会社が自社のブランドや商品のターゲットとなる顧客層の特性と潜在的なニーズを深く理解した提案をしてくれるかどうかを確認することが重要です。
例えば、顧客層の性別や年齢層に好まれるデザインやコンテンツ内容を提案してくれる、顧客層の購買行動を促すサイト設計ができるなどの例が挙げられます。顧客層やニーズを理解した提案をしてくれる制作会社を選ぶには、顧客情報を分析する力だけでなく、マーケティングに関する知識に長けた人材がいる制作会社かどうかを確認しましょう。
ビジネス目標や成長戦略を立てても、ECサイトに落とし込めなければ思うような成果は得られません。制作会社を選ぶ際は自社のビジネス目標や成長戦略を理解し、ECサイトの構造や搭載させる機能を提案してくれるかどうかを確認しましょう。
例えば、ECサイトで売り上げアップを目標とする提案例として、UI(ユーザーインターフェース)を最適化してコンバージョン率を向上させる、リピーター客を増加させるためにロイヤルティプログラムを導入するなどが挙げられます。ロイヤルティプログラムとは、ポイント還元や割引、ギフトとの交換など、顧客に商品・サービスを購入してもらう動機付けのための戦略のことです。
ECサイトが継続的に売り上げや利益を上げるためには、競合他社との競争に勝ち続ける必要があります。競合との差別化を図った提案をしてくれる制作会社を選ぶことも重要なポイントです。
例えば、競合と比べて自社にしかないオリジナルの価値を提案できるか、ECサイトの機能や提供するサービスによって自社が優位なポジションを確立できるかなどが挙げられます。単に競合と異なるデザインやレイアウトのECサイトを作ればよいわけではありません。制作会社を選ぶ際は、提案の基となる根拠を分かりやすく示してくれるかどうかも確認しておきましょう。
自社にECサイトの運営に必要なノウハウがない、必要な知識を持った人材がいない場合は、ECサイトの構築後のサポートが充実している制作会社を選ぶことが重要です。必要なサポートが受けられれば、ECサイトの運営が初めてでも安心です。次項からは、制作会社のサポート面で確認すべきポイントを詳しく解説します。
集客を目的とした施策をサポートしてくれるECサイト制作会社を選べば、ECサイトの構築から運用までのサポートを1社に依頼できます。ECサイトの集客で利用される基本的なチャネルは、SNSや自然検索、広告の3つです。
SNSでは、商品情報の発信を通じてブランドや商品のファンを形成します。自然検索では、キーワードによる検索結果で上位に表示させるためのSEO対策を施し、ECサイトへの流入を増加させます。広告は、ブランドの認知度やECサイトへのアクセス数を増やすために有効です。制作会社を選ぶ際は、SNS・自然検索・広告をうまく活用してECサイトの開設後の集客をサポートしてくれる会社かどうかを確認しましょう。
ECサイトは開設すれば終わりではありません。顧客にECサイトを快適に利用し続けてもらうためには、開設後も分析と改善を繰り返し行うことが重要です。ECサイトの分析は、専用の解析ツールを使用することが基本です。解析ツールの数値を基にECサイトの売り上げやアクセス数などの増減を細かく分析します。分析結果から課題や問題点を抽出し、それに対する改善策を検討するまでがECサイトの分析から改善までの流れです。
解析ツールの数値を読み解く力があるかどうかで、ECサイトを適切に改善できるかどうかが決まります。制作会社を選ぶ際は、ECサイトの分析から改善までをサポートした実績がある会社かどうかを確認しましょう。
フルフィルメントとは商品の在庫管理をはじめ、注文を受けた商品を発送して購入者の手元に届けるまでに必要な業務全般のことです。フルフィルメントに関する知識やノウハウもなくECサイトを運営すれば、以下のような問題が発生するリスクが高まります。
フルフィルメントのノウハウがないと購入者に迷惑をかけるだけでなく、ECサイトに対する信頼を失う恐れがあります。フルフィルメントのノウハウがある制作会社に依頼できれば、前述した問題が発生するリスクを抑えられるでしょう。さらに、競合との差別化を図った梱包サービスを提供してリピーター客を増やす、配送時間を短縮するなどの施策によってECサイトの売り上げアップにつながる可能性があります。
ECサイト制作会社を選ぶ際は、リピーター客獲得のための施策を提案してくれるかどうかを確認することも重要なポイントです。ECサイトで売り上げを増やすためには新規顧客の獲得が必要なものの、リピーター客の獲得も不可欠です。自社のブランドや商品のファンが増えれば、商品情報やお得な情報を発信する小さな労力で売り上げを増やせる可能性が高まります。リピーター客を増やす主な方法は以下のとおりです。
リピーター客を獲得する効果的な施策を提案できるECサイト制作会社を選べば、リピーター客を獲得して安定的な売り上げを上げられるだけでなく、売り上げ拡大も期待できます。
ECサイト制作を制作会社に依頼するには事前準備が欠かせません。事前準備の一つとしてECサイト制作の流れを把握しておくことが挙げられます。ここではECサイト制作の流れを解説します。
ECサイト制作を依頼する前にECサイトに掲載する商品情報をまとめておきましょう。ちなみに商品情報は商品の種類やサイズ、機能などだけではありません。まとめておくべき商品情報の例は次のとおりです。
事前に商品情報をまとめておく理由は、商品から得られる情報がECサイトのデザインやサイト設計などに関係するからです。取り扱う商品やブランドの世界観から得た情報は、ECサイトのデザインや設計を行う際のアイデアやヒントになります。
ECサイト制作会社へ依頼する前に行うことの一つが、ECサイトのターゲット層の明確化です。ターゲット層が定まっていれば、制作会社が自社のECサイトに合わせた適切な集客施策を見極めやすくなります。ECサイトのターゲット層を決める際は、自社商品の販売実績を分析するとよいでしょう。
例えば、実店舗や既存のECサイトがある場合は、購入者や問い合わせをしてきた人にどのような人がいたのかを確認します。購入者や問い合わせをしてきた人の年齢層や職業などの特性を調べることで、自社商品に関心を持つ人の傾向をつかみやすくなるからです。
ECサイト制作会社へ依頼する前に、ECサイトのコンセプトや希望するデザインを明確にしておくことも重要です。具体的には、定めたターゲット層がどのような世界観に興味を持ち、どのようなデザインを好むのかを明確にしていきます。競合のECサイトが大切にしている世界観やECサイトに採り入れられているデザインを調べることで、ターゲット層に好まれる世界観やデザインを知るヒントを得られるでしょう。ECサイトのコンセプトやデザインのイメージを明確にしておけば、ECサイト制作を依頼する制作会社とのイメージの共有がしやすくなります。
ECサイト制作会社へ依頼する前にECサイト制作に必要なシステムを確認しておきましょう。自社のECサイトに必要なシステムを確認するポイントとして、ECサイトを開設する目的や構成、搭載したい機能などの要件を決めておくことが挙げられます。ECサイトに搭載する機能は後からでも追加や変更が可能ですが、改修するための追加費用や工期の延長が必要になります。
ECサイトの要件を固めるためには、ECサイトのコンセプトを定めることが重要です。コンセプトを定める際は、競合他社のECサイトに搭載されている機能や、導入されている決済手段などが参考になります。ECサイト制作には費用がかかるものの、自社のビジネス規模や段階に合わせて必要なシステムを選択することが大切です。
ECサイトで実現できる範囲は、選択する構築手法によって変わってきます。想定したとおりのECサイトを構築するには、ECサイトの構築手法の種類と特徴を把握した上で自社に合う方法を選ぶことが重要です。主なECサイトの構築手法として以下が挙げられます。
モール型とASP型は専門知識がなくても手軽に始められるものの、システムの拡張やカスタマイズができない傾向があります。オープンソース型はライセンス料が不要で利用できるものの、プログラミングの知識が求められます。パッケージ・クラウド型は購入または利用料金が発生しますが、カスタマイズやシステムの拡張が可能です。フルスクラッチ型はゼロからのサイト設計が可能でカスタマイズ性に優れているものの、プログラミングやサイト構築の知識・技術を必要とします。構築手法の種類と特徴を把握して自社にあったものを選びましょう。
ECサイトの構築後は、販売する商品を登録してからテスト運用をします。商品登録では、商品の画像や特徴を紹介する説明文が必要です。ECサイトでは商品を手に取って確認できないため、商品が魅力的に見える画像と、訪問者に「購入したい」「使用してみたい」と思わせるような説明文を用意しましょう。商品登録は自社でもできますが、社内のリソースをより重要な業務に集中させるなら外部へ登録作業を委託するのも一つの方法です。
商品登録が完了したら、テスト運用を行ってECサイトが安定して運用できるのかを確認します。具体的には、システムが設計書のとおりに正常に動作しているか、通信速度は遅くないか、バグや不具合はないかなどをチェックします。また、決済システムをはじめ外部システムと連携している場合は、テスト決済を行い決済の流れや連携に問題がないか確認しておきましょう。
ECサイトのテスト運用を行い、問題がなければ集客に関する施策を実施します。集客の施策を行わなければECサイトを開設しても存在を知る人が少ないため、訪問者数が増えないだけでなく売り上げも伸ばせないからです。
ECサイトの代表的な集客方法としてSEO対策やWeb広告の運用、SNSでの発信があります。SEO対策で行うのは、ECサイトが自然検索による検索結果で上位に表示させるための施策です。Web広告は、広告を通してECサイトや商品ページへのアクセス数を増やします。SNSで商品やキャンペーンなどの情報を発信すれば、ECサイトの認知度を高め、アクセス数を増やすことも可能です。集客を成功させるためにも、自社のECサイトに合わせた販売戦略を計画し、顧客層の関心を引く施策を行いましょう。
ECサイト制作に必要な費用相場は、ECサイト制作の目的や依頼内容、納期などによって異なります。テンプレートではなく、自社オリジナルのECサイト制作を依頼する場合は、より高額な費用が必要です。ECサイト制作の費用相場を大きく分けると、以下の3つのケースがあります。
ECサイト制作の目的別に費用相場・対応内容・制作期間を一覧にまとめました。
目的 | 費用相場 | 対応内容 | 制作期間 |
---|---|---|---|
簡易的なECサイト制作 | 50万円以下 | ・テンプレート活用 ・商品ページ(数ページのみ) | 約1ヵ月 |
ユーザビリティの高いECサイト制作 | 50~100万円 | ・オリジナルのECサイト制作 ・商品ページ(複数ページ可能) | 約2ヵ月 |
フルスクラッチのECサイト制作 | 100万円以上 | ・フルスクラッチのオリジナルECサイト制作 ・要望に合わせて必要なシステムを構築 | 要望内容によって異なる |
次項からは、費用相場別の特徴やおすすめなケースを詳しく解説します。
ECサイト制作の費用相場が50万円の場合は、制作会社が指定するテンプレートを活用してECサイトが構築される傾向があります。同じテンプレートを用いたECサイトと似たデザインになるケースも少なくありません。ECサイトに追加できる商品ページは数ページのみです。基本機能には、カートや注文フォームなどの機能が搭載されており、簡単なカスタマイズに対応しています。
ECサイト制作にかかる期間の目安は約1ヵ月です。費用相場が50万円のECサイト制作は、商品の種類が限られている小規模なビジネスを行っている場合や、EC事業への参入の小さな一歩としてECサイトを始める場合に適しています。
ECサイト制作の費用相場が50〜100万円の場合は、費用相場が50万円の場合と比べてユーザビリティの高いECサイトを制作できます。具体的には、テンプレートを使用しないオリジナルのECサイト制作が可能です。また、商品ページはより多くのページを追加できます。他には、SEO対策やマーケティングに関するツール、解析ツールといった機能追加も見込めます。
費用相場が50~100万円のECサイト制作にかかる期間の目安は約2ヵ月です。おすすめなケースとして、ターゲットの顧客層を意識したオリジナリティの高いECサイトを構築したい場合や、中規模のビジネスを行っている場合、成果を出すための機能を追加したい場合が挙げられます。
ECサイト制作の費用相場が100万円以上の場合は、ゼロから自社オリジナルのフルスクラッチ型のECサイトを制作できます。フルスクラッチ型は独自機能の搭載やシステムの構築が可能なため、他の構築手法では難しい高度なカスタマイズや複雑な要件を満たしたECサイト制作を行えます。例えば、会員システムやサブスクリプションサービスの組み込み、商品管理機能の搭載なども検討が可能です。自由なサイト設計が可能なため、ビジネス規模や戦略に合わせてECサイトの構築や改善も行えます。
ECサイト制作の費用相場が100万円以上になると、制作にかかる期間は制作会社のリソースや依頼内容によって変わります。特に、ECサイト制作に高額の予算を割ける大規模なビジネスを行っている場合や、独自性の高いECサイトを構築したい場合におすすめです。
ECサイト制作を成功させるためには、主に3つのポイントを意識してECサイト制作を行う必要があります。本章では、ECサイト制作を成功させるための主なポイントを解説します。これからECサイト制作を始める方は参考にしてください。
ECサイト制作を成功させるポイントの一つは、ECサイトの構築後の集客や宣伝にしっかり取り組むことです。例えばECモールへ出店した場合はECモールの知名度を利用してユーザーの信頼を得られたり、ECモールに出店する他の店舗の訪問者に自社のECサイトの存在を知ってもらえたりします。集客や宣伝のための施策を積極的に行わなくても一定の訪問客を集められるでしょう。
一方でECサイトを自社で構築した場合、ECサイトの存在を知ってもらうことから始める必要があります。したがって集客や宣伝に力を入れることが成功のポイントです。ECサイトの主な集客方法は前述したとおり、SEO対策やWeb広告の運用、SNSでの発信が挙げられます。短期間で成果を出すなら、リスティング広告・SNS広告などの運用がおすすめです。検索結果の広告枠を利用し、自社のECサイトへアクセスできる広告を掲載できます。
ECサイトの開設後はセキュリティに関するトラブルに備えることが重要です。ECサイトを開設すると常時インターネットに接続する環境に置かれるため、不正アクセスやウイルス感染などによって個人情報が流出するリスクが高まります。顧客の個人情報が外部に流出した場合、顧客からの信頼を失うだけでなく、訴訟に発展して賠償金の支払いを命じられる恐れがあります。顧客やユーザーからの信用を失えば自社のECサイトを利用されなくなるケースも出てくるでしょう。
そのような事態を避けるためにもセキュリティ対策を行うことが重要です。特に、決済ページは顧客の個人情報を多く扱うため、以下のようなセキュリティ対策を実施するとよいでしょう。
既存のECサイトから新規のECサイトへ移転する場合は、移転前にユーザーへ告知しておきましょう。事前に移転を告知していないと、ECサイトが閉鎖されたと勘違いをしてサイトへアクセスする人が減少する恐れがあるからです。
ECサイトを移転する前は、既存のECサイトの目立つ位置に移転する日時や移転後のURLなどを掲載しておきましょう。ECサイトの移転後は移転前のECサイトのURLにユーザーがアクセスした際に対応するため、画面上に移転先のURLを掲載しておきます。リダイレクトの設定をしておけば、既存のURLへアクセスするだけで数秒後に移転先のURLに遷移できるからです。
また、ECサイトの移転先を決める際は、移転する目的に合わせてシステムを選ぶ必要があります。ECサイトを移転する主な目的は以下のとおりです。
ECサイトの移転が原因でアクセス数を減らさないためにも、移転前と後の告知を行うことがポイントです。
ECサイト制作を成功させるには、ECサイトの構築を依頼する制作会社選びが重要です。制作会社選びで失敗しないためには、豊富な実績や事例がある会社かどうか、自社に合った提案をしてくれるか、サポートが充実しているかなどのポイントを考慮して選ぶ必要があります。ECサイト制作の費用相場によって制作可能な範囲と納期が異なるため、事前に複数社から見積もりを取って検討しましょう。
株式会社ジオコードはWebサイト制作と包括的なマーケティング戦略を得意としています。信頼と実績を持つECサイト制作会社をお探しの方は、株式会社ジオコードへお気軽にお問い合せください。