日本では大丈夫?GDPRの概要と対応方法を解説します
2019年7月26日
東証スタンダード上場企業のジオコードが運営!
Web制作がまるっと解るWebマガジン
更新日:2024年 01月 19日
【監修】株式会社ジオコード Web制作事業 責任者
高松 建太郎
これまでは、複数人で1つのプロジェクトを遂行する場合、Excelなどに手入力しながらタスクや担当者、スケジュールの管理などをしていました。しかし、関わる人が増えたりプロジェクトが長期化、複雑になるにつれて、これまでの管理方法で進めていくには限界があるといった現場も少なくありません。
そこで、これらの悩みを解消し複雑なプロジェクトを分かりやすく効率よく管理できるのが「プロジェクト管理システム」です。
今回は、数あるシステムの中から、おすすめのプロジェクト管理システム10製品について分かりやすくご紹介していきます。ぜひ導入時の参考にしてみてください。
目次
「プロジェクト管理システム」とはプロジェクトの目標やタスク、スケジュールなどを一元管理するツールのことを言い、あらゆる業界・業種で使用することが可能です。
具体的には、全体の進捗状況や達成率を可視化しプロジェクトが予定通りに進んでいるのか簡単に確認することができたり、メンバーの業務量や作業の進捗なども1人1人に毎回確認を取らなくても管理画面から常に把握しておくことができます。
また、メンバー同士も誰にどの役割が振られているのかを把握することができるため、作業内容で不明なことや状況の確認なども、該当の担当者にスムーズに連絡が取れるため効率化も期待できます。
そして最近では、リモートワークが主流になってきているので、遠く離れた場所で作業するプロジェクトメンバーともスムーズに情報共有や進捗の確認ができる点も魅力の1つです。
ここからおすすめのプロジェクト管理システム10製品の特徴などについて、それぞれご紹介します。
ご紹介する項目としては、サービスの特徴、主な機能、連携サービスなど。
気になる費用面では、「無料トライアルの有無」や「初期費用」「基本使用料」「ユーザー利用料」などについてまとめています。
なお、各項目で公式サイトに情報が掲載されていないものは、他サイトに情報が明記してあった場合においても正確性を考慮して「未掲載」と記載しています。
※本記事に掲載している情報は2022年12月時点で公式サイトに掲載されている情報をもとに作成しています。
タスク管理や Wiki など情報共有に関する豊富な機能や、直感的に操作が可能なインターフェースなどを特長としたプロジェクト管理ツールです。
プロジェクト毎に発生する課題などの情報をWeb上で一元管理。インターネット環境があれば、「誰でも・いつでも・どこからでも」プロジェクト管理&課題管理ができます。使いやすいユーザインターフェースを追求しているので、これまでにプロジェクト管理ツールを使用したことがない方でも、すぐに簡単に使うことができます。
2005年にベータ版がリリースされて以降、多くのチームのコラボレーション促進のために導入・活用されています。現在、クラウド版 / オンプレミス版の2種類を提供し、世界で100万人以上のユーザーが使用しています。
運営会社 | 株式会社ヌーラボ |
URL | https://backlog.com/ja/ |
クラウド型のタスク・プロジェクト管理ツールです。『誰でも、簡単に、直感的に使えるツール』として、シンプルでユーザーフレンドリーなインターフェースを特長とし、チームにおける業務・案件・プロジェクト管理や情報共有をスムーズにします。
30万人を超えるユーザーが活用しており、4名以内の少人数チームであれば、無料で全機能を利用することが可能です。
メンバーのやるべきことや進捗が明確になれば安心感が生まれ、チームの一体感が醸成してパフォーマンス向上にも繋がります。あらゆるユーザーのプロジェクトが成功し、その成功体験を経てすべての人の生活がより充実したものとなる世の中の実現を目指しています。
運営会社 | 株式会社PR TIMES |
URL | https://www.jooto.com/ |
プロジェクトをチームで丸ごと共有できる強力なツールです。高度なプロジェクトマネジメントを意識することなく簡単に実施できます。
IT業界をはじめ、広告・建設・エレクトロニクス・製造・研究・出版・福祉・保育園・農業・宇宙開発、NPO、スタートアップから東証一部企業まで、様々な分野のプロジェクトで利用されています。
新規事業やシステム開発プロジェクトを300件以上成功させてきた代表を始め、プロジェクト推進の現場をよく知るメンバーの経験から約4年半の試行錯誤と開発期間を経て作られた、タスクの「見える化」を追求した新しいツールです。
運営会社 | パラダイスウェア株式会社 |
URL | https://mmth.pro/ja |
難しい操作を覚えることなくドラッグ&ドロップだけでタスクの進捗管理ツールです。
付箋感覚で手軽に使うことができ、一人ではもちろん、複数のユーザーをまとめてチームとして登録することで、メンバー間でタスクや進捗状況を確認することができます。「誰が、何を、いつまでに」をチームで共有することで抜け漏れを防ぎ、業務を効率化。初めてタスク管理ツールを導入する企業にもおすすめです。
アドオンである「Power-Up」を使用すると、外部アプリとの連携や、カレンダー表示やガントチャート、自動化など、便利な機能を追加することができます。
運営会社 | アトラシアン株式会社 |
URL | https://trello.com/home |
制作現場から誕生した業務工数を最大65%削減できるクリエイティブ制作専用のクラウドプラットフォームです。制作物やメール、添付ファイル、ファイル便、バージョン管理等を一元化し、制作フローを大幅に「効率化」することが可能です。
メールやファイルを探す無駄な時間、先祖返りや抜け漏れのミスが一切無くなり、制作担当者やディレクター、デザイナーの新たな時間を生み出します。
また、制作物や素材を「資産管理」するためのオンラインストレージも搭載しています。
一つのクリエイティブに紐づく全てのデータ・コミュニケーションを蓄積・可視化させることで、進捗状況をいつでも誰でも把握可能にするだけでなく、蓄積されたデータは社内の貴重なナレッジとして活用でき、教育コスト削減にも役立ちます。
運営会社 | 株式会社クリエイターズマッチ |
URL | https://adflow.jp/ |
無料で利用できるスケジュール表やガントチャートをサクサク作成できるプロジェク ト管理ツールサービスです(無料プランは5人まで)。
スケジュールや進捗管理などだけでなく、ファイルの保存や社内での共有、掲示板機能などなどプロジェクト管理やスケジュール管理をすばやく進めるために必要な機能を備えたツールになっています。
また一般的なグループウェアと違い、メンバー権限により各機能へのアクセスを大きく制限できるので、 企業内情報などの漏洩なども起きにくくなり、しっかりと情報管理した上で会社間の共同プロジェクトなども簡単に行うことができ ます。
運営会社 | ブラビオ株式会社 |
URL | https://brabio.jp/ |
ITサポートに必要な機能を統合したITIL準拠のクラウド型社内向けITSMツールです。
世界で10,000社の導入実績があり、Gartner Peer InsightsでITSMソフトウェアに対する2018年 customer’s Choiceにも選ばれました。
シンプルで使いやすく、クラウドから全ての機能を利用できます。
スタートアップや中小企業、エンタープライズまで、あらゆる規模のユーザーに対応するサービスと料金体系であり、ユーザーの成長にあわせてライセンスや機能を拡張することができます。
運営会社 | Freshworks Inc. |
URL | https://freshservice.com/jp/ |
目標管理・OKRからプロジェクト管理、進捗管理、タスク管理、コラボレーション、ファイル共有の全てをワンストップで実現する世界で最も使われているワークマネジメントツールです。
他社製品との違いは、トップダウン型のプロジェクトだけではなく、現場からのボトムアップ型のプロジェクトに対応できる点です。現場の課題やゴールからスタートし、タスクが生まれ、進捗の見える化が必要になる正規化されていないプロジェクトや仕事をカバーします。
プロジェクト管理ツール以上のことができ、ウォーターフォール型のプロジェクトを一元管理するのではなく、組織にいる誰もが管理に使えることがポイントです。
WebベースのSaaSアプリケーションとして提供されているほか、iPhoneやAndroidなどのスマホアプリにも対応しているので、場所や端末を選ばずにアクセスが可能です。SlackやGoogleDriveなどさまざまなコラボレーションツールとの連携もできます。
運営会社 | Asana Japan 株式会社 |
URL | https://asana.com/ja?noredirect |
オープンソースのプロジェクト管理ツールです。タスクの記録・管理・共有ができ、プロジェクトの進捗管理を支援します。タスクを管理する「チケット」をガントチャート、カレンダー、ロードマップなどさまざまな形式で表示することができるほか、SubversionやGitなどと連携する「リポジトリ」、メンバーへのお知らせを掲載する「ニュース」などの機能があり、システム開発におけるバグ管理、プロジェクトの進捗管理、顧客からの問い合わせ対応の記録などさまざまな用途に利用できます。
情報通信業界を中心に幅広い業種で導入されています。
自分だけで使うのはもちろん、プロジェクトに関与しているメンバーや社内全員での情報共有もできます。遠く離れている人とでもスムーズに情報共有できるので、ムダのない業務の進行が可能です。
運営会社 | Redmine |
URL | https://redmine.jp/ |
ファーエンドテクノロジーが提供するサービスで、オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア「Redmine」をクラウド上で利用できるサービスです。プロジェクトにおいて、それぞれのメンバーが行うべきタスクを登録することで、プロジェクトの進捗状況を共有できます。プロジェクト管理、タスク管理、課題管理、お問い合わせ管理、インシデント管理、バグ管理などさまざまな場面で、会社やチームにおけるプロジェクトの進行をサポートします。
現在、上場企業から中小企業まで1200社以上の企業が利用しています。
運営会社 | ファーエンドテクノロジー株式会社 |
URL | https://hosting.redmine.jp/ |
いかがだったでしょうか?
「プロジェクト管理システム」を利用することでプロジェクトの進捗状況の把握や、タスクの管理だけでなく、チーム間のやり取りをスムーズにしたり業務の効率化を図ることができます。
一方で、サービスによって機能や連携できる外部ツール、料金などが異なるため自社の目的にあったサービスをしっかりと見極め導入する必要があります。初めて導入する場合は、サポート体制や国内の同規模企業の導入実績なども考慮しても良いかもしれません。
無料トライアルを実施しているサービスも多いため、使いやすさなどをいくつか実際に試してから検討してみるのもお勧めです。
「プロジェクト管理システム」を上手に活用して、リモート環境下や大規模で複雑なプロジェクトでもスムーズに遂行し生産性をUPしていけるとよいのではないでしょうか。