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WordPressで企業サイトを作る方法!準備から制作、集客のコツまで徹底解説

【監修】株式会社ジオコード Web制作事業 責任者
高松 建太郎

Web集客やブランド認知度の向上のために企業サイトを作りたいけれど、具体的に何から始めればよいのか分からない方もいるのではないでしょうか。サイトを作るのが初めての場合は、コストを抑えつつも手軽にサイト制作ができるWordPressを使うのがおすすめです。

本記事では、WordPressで企業サイトを作る方法を一から詳しく解説します。

WordPressで企業サイトを作る前に知っておくこと

WordPressを使った企業サイトの作り方を見ていく前に、まずは大まかな制作手順と制作に掛かる所要時間を解説します。

企業サイト制作の大まかな手順

企業サイトを制作するときの大まかな手順は、以下の4つに分けられます。

  1. 企業サイトの目的やターゲットなどの必要な要素を明確にする
  2. レンタルサーバーを契約する
  3. WordPressのインストールと初期設定を行う
  4. サイトのコンテンツを作成していく

まずは企業サイトを作る目的やサイト設計などを明確にします。ある程度サイトの方向性を決めたら、レンタルサーバー契約とドメインの取得をしていきます。その後はWordPressのインストールと初期設定をし、企業サイトに必要なページやフォームなどのコンテンツを作成していく流れです。

手順の詳細は、次章で詳しく解説しています。まずは上記の流れで行うと把握しておきましょう。

企業サイトの制作期間

WordPressの導入はそれほど時間が掛かる作業ではありませんが、企業サイトの立ち上げから公開までの期間は、サイトのページ数やコンテンツ内容によって前後します。

企業サイトの基本的なページ数は15ページ程度となっており、製作期間は1~3カ月程度です。ただし、ページ数が多く複雑な機能の追加が必要な場合は、さらに時間が掛かる場合があります。

WordPressを使った企業サイトの作り方

ここからは以下の8つの手順に沿って、WordPressを使った企業サイトの作り方を解説していきます。

  1. 企業サイト制作に必要な項目を明確化する
  2. レンタルサーバーを契約する
  3. ドメインを取得する
  4. 独自SSLの設定を行う
  5. WordPressをインストールする
  6. WordPressの初期設定を行う
  7. アクセス解析ツールを導入する
  8. サイトのコンテンツを作成していく

1. 企業サイト制作に必要な項目を明確化する

まずは、企業サイト制作に必要な以下の項目を明確にしましょう。

項目内容
制作目的何のために企業サイトを作るのかサイトを通してどのような成果を上げたいのか
ターゲット誰に向けてのサイトなのか想定されるユーザーの属性(性別・年齢・趣味嗜好など)
コンセプトサイトを通じてユーザーにどのような価値を与えるのか例:欲しい情報にスムーズにたどり着けるサイトにする、親しみやすさ感じるサイトにする
サイトの構成サイトにどのようなコンテンツを取り入れるか例:会社概要・企業理念・商品やサービスの内容 など
サイトのレイアウトサイトにコンテンツをどう配置するか各ページをどのようにデザインするか

企業サイトを制作するときは、まずは制作目的やターゲットを明確にしましょう。例えば「商品やサービスの認知度を上げたい」などが目的に当たります。同時にターゲットの属性を細かく考えると、どのようなページが必要になるか、デザインの方向性などが考えやすいです。

目的やターゲットを考えたら、サイトのコンセプトや構成、レイアウトを具体的に考えていきましょう。構成を考えるときは、まずは思いついたコンテンツを書き出すのがおすすめです。必要なコンテンツを書き出したらカテゴリー別に分類し、どの順番でページを作成するか考えます。最後にサイトのレイアウトを大まかに決め、スムーズに制作できるようにしていきましょう。

2. レンタルサーバーを契約する

サイトの方向性を決めたら、次はレンタルサーバーを契約していきます。WordPressで企業サイトを運営するには、サーバーが必須です。サーバーは、WordPressで作成したコンテンツのデータを保存しておくための場所となります。

それでは、おすすめのレンタルサーバーと具体的な契約方法を解説します。

おすすめのレンタルサーバー

レンタルサーバーは数多くありますが、中でもWordPressのインストールに対応しているものを選ぶのがおすすめです。WordPress対応の代表的なレンタルサーバーの2024年8月時点の月額料金を以下にまとめました。

レンタルサーバー名初期費用月額費用(契約期間:36カ月の場合)
エックスサーバー無料スタンダード:990円~プレミアム:1,386円~ビジネス:3,960円~
さくらの
レンタルサーバー
無料ライト:121円~スタンダード:500円~ビジネス:1,980円~ビジネスプロ:3,850円~
ロリポップ無料エコノミー:99円~ライト:264円~スタンダード:495円~ハイスピード:550円~エンタープライズ:2,200円~
ConoHa WING無料ベーシック:643円~スタンダード:2,118円~プレミアム:4,235円~ビジネスプラン:1,331円~

期間限定のキャンペーンなどで月額費用は変動する可能性があります。詳細は各レンタルサーバーの公式サイトにてご確認ください。

レンタルサーバーの契約方法

ここでは、例としてエックスサーバーの契約方法を見ていきます。

まずはエックスサーバーの公式サイトにアクセスし、トップページ右上の「お申し込み」をクリックしてください。ページが表示されたらサーバーIDの入力とプランの選択を行い、アカウント登録に進みましょう。

サーバーIDとは、エックスサーバーにログインしたり、公式サポートに問い合わせたりするときに使用します。既存で入力されているIDを使用してもよいですし、ご自分でお好きなIDを入力しても構いません。ただし、申し込み後の変更や修正はできないため注意しましょう。

WordPress開設に必要な内容をまとめて設定可能な「WordPressクイックスタート」を利用する場合は、チェックを入れて手続きを進めてください。今回は利用しない前提で手順を解説します。

次のページでは申し込みフォームが表示されるため、必要事項を入力しましょう。

その後は画面の案内に沿って、必要事項の入力や本人確認を行います。登録が完了したら、入力したメールアドレス宛に「サーバー設定完了のお知らせ」のメールが届いているかご確認ください。

3. ドメインを取得する

レンタルサーバー契約後は、ドメインの取得を行います。ドメインとは、インターネット上で特定のWebサイトを識別するための名前です。例えば「example.com」のような形式で、Webサイトの住所に該当します。

ドメインの種類は、以下の4つです。サイトの信頼性にも関わるため、運用目的に合わせて最適なドメインを選びましょう。

  • .com:個人・法人の商用サービス向けのドメイン
  • .co.jp:国内の株式会社・合同会社向けのドメイン
  • .jp:国内の個人・団体・組織向けのドメイン
  • .org:組織・非営利団体向けのドメイン

それでは、こちらもエックスサーバーを例にして取得方法を確認していきましょう。

まずはエックスサーバーのトップページ上部の「ドメイン取得」タブをクリックします。ページが切り替わったら「取得したいドメインを入力」と書いてある検索欄にお好きなドメインを入力・検索し、取得可能かを調べましょう。取得可能の場合は、チェックを入れて登録年数を選び「取得手続きに進む」を選択します。

エックスサーバーのアカウントをお持ちでない方は「Xserverアカウントの登録へ」をクリックし、画面の案内に沿ってお客様情報と支払情報を入力しましょう。アカウントを既にお持ちの方は、IDとパスワードを入力してログインしてください。

その後は、画面の案内に沿ってお客様情報の登録(アカウントをお持ちでない方のみ)と支払方法を選択します。内容の確認と規約同意を行い「申し込む」をクリックすればドメイン取得は完了です。

4. 独自SSLの設定を行う

続いて、独自SSLの設定をしていきます。SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上の通信を暗号化し、第三者に情報を盗まれないようにするための技術です。その中でも、独自SSLは、SSLの中でも独自のドメインで運営されるWebサイトに導入されるものを指し、サイトごとに適用できるのが特徴です。

独自SSLの設定とは、Webサイトの通信を暗号化するために独自のSSL証明書を導入し、常時SSL化するための作業を指します。サイトURLの「http」を「https」に変える作業と考えると理解しやすいです。設定を行うとURLに鍵マークが表示され、サイトの信頼性が向上しSEOで有利に働く場合があるため設定しておきましょう。

こちらもエックスサーバーを例にして手順を見ていきます。

まずは、エックスサーバーのサーバーパネルにログインし「SSL設定」を選択してください。SSL設定のメニューの中から、設定を適用したいドメインを選んで「変更」をクリックします。表示されたページで内容を確認し「ONにする」をクリックしたら、1時間ほどでSSLがサイトURLに反映されます。

エックスサーバー以外でも、お名前.comなどのドメイン取得に特化したサービスからの取得も可能です。

5. WordPressをインストールする

レンタルサーバーの契約とドメイン取得、独自SSLの設定まで終了したら、WordPressをインストールしましょう。契約したサーバーによってインストールの方法が変わりますが、WordPress対応のサーバーなら簡易的なインストールサービスが付いています。

エックスサーバーを例にしたWordPressのインストール方法は、以下のとおりです。

  1. エックスサーバーのサーバーパネルにログインする
  2. サーバーパネルから「WordPress簡単インストール」をクリックする
  3. ドメイン選択画面で、該当ドメイン右の「選択する」をクリックする
  4. 「WordPressインストール」をクリックする
  5. サイトURLやブログ名、ユーザー名などの必要事項を入力する
  6. 「確認画面へ進む」をクリックする
  7. 入力した内容に相違がなければ「インストールする」をクリックする
  8. 完了画面が表示されればインストール完了となる

なお、5で入力する必要事項の下にある「キャッシュ自動削除」はONに、「データベース」は自動でデータベースを生成するにチェックを入れましょう。テーマはサイトの方向性に合わせて最適なものを選択してください。

6. WordPressの初期設定を行う

WordPressのインストール後は、WordPress内で以下の初期設定を行います。

  • テーマ設定
  • パーマリンク設定
  • 必要なプラグインの導入

テーマ設定 

見栄えの良いサイトを作るために、まずはテーマ設定を行いましょう。

テーマとは、Webサイトのデザインやレイアウトを構成するときに使用するテンプレートを指します。HTMLやCSSの知識がない方でも、サイトの外観や雰囲気を手軽にカスタマイズできる点がメリットです。

テーマ設定は、以下の手順で行います。

  1. WordPressのダッシュボード(管理画面)にアクセスする
  2. 「外観」→「テーマ」の順にクリックする
  3. 好きなテーマにカーソルを当てる
  4. 「有効化」をクリックする

zip形式のテーマを使用したい場合は「ダッシュボードにアクセス→外観→テーマ→新規追加→テーマのアップロード→ファイルを選択→ダウンロードしたzipファイルをアップロードする→今すぐインストール→有効化(インストールが完了したら)」の順番で操作を行います。

企業サイトにおすすめなテーマは記事の後半で解説しているため、ぜひあわせて読んでみてください。

パーマリンク設定

続いて、パーマリンク設定を行いましょう。パーマリンクとは、各Webサイトに割り当てられた専用のURLを指します。ご自分で設定できるのは、URLの「.com」や「.jp」などのドメインの後に続く部分です。

パーマリンクは、ユーザーが一目見たときにどのようなサイトなのかを示す役割があります。

設定方法は、以下のとおりです。

  1. WordPressのダッシュボード(管理画面)にアクセスする
  2. 「設定」→「パーマリンク設定」の順にクリックする
  3. パーマリンク構造の中から「投稿名」にチェックを入れる(初期設定では「日付と投稿名」にチェックが入っている)
  4. ページ下部の「変更を保存」をクリックする

3のパーマリンク構造には、投稿名の他にも基本・日付と投稿名・月と投稿名・数字ベース・カスタム構造がありますが、慣れないうちは管理がしやすい「投稿名」を選ぶのがおすすめです。

またカスタム構造は、投稿名や日付などの欲しい要素だけをカスタマイズして作成できる設定方法です。例えば、入力欄に「/%postname%/%year%/」とタグ選択すると、「記事タイトル(投稿名)/ 2024」といったパーマリンクになります。

必要なプラグインの導入

WordPressには、プラグインと呼ばれるサイトの機能を拡張するためのアプリケーションが用意されています。サイトの見栄えや効率化に役立つため、必要なプラグインは導入しておきましょう。

プラグインの導入方法は、以下のとおりです。

  1. WordPressのダッシュボード(管理画面)にアクセスする
  2. 「プラグイン」→「新規プラグインを追加」の順にクリックする
  3. 「プラグインの検索」の検索欄から、導入したいプラグイン名で検索する
  4. 表示されたら「今すぐインストール」をクリックする
  5. ボタンが「有効化」に変わったら、再度クリックしてプラグインを有効化する

zipファイルのプラグインを追加したい場合は「ダッシュボードにアクセス→プラグイン→上部の「新規プラグインを追加」→ファイルの選択→ダウンロードしたzipファイルをアップロードする→今すぐインストール→有効化」の順番で操作を行いましょう。

企業サイトにおすすめなプラグインを以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

プラグイン名機能導入するメリット
Contact Form 7お問い合わせフォームの作成・管理ユーザーのお問い合わせに対応できる
EWWW Image Optimizer画像ファイルの
圧縮と最適化
サイトの読み込み速度を向上させる
Google XML SitemapsXMLサイトマップの生成情報をサイトマップにまとめ、ユーザーが欲しい情報にすぐたどり着ける
BackWPupバックアップの自動生成万が一のデータ消失時に迅速に復旧できる
All in One SEOSEO対策の設定ディスクリプションやタイトルなどのSEO対策ができる
XO Securityセキュリティ対策不正アクセスやスパムなどを防ぐ

プラグインはサイトの機能を拡張できるものですが、導入しすぎるとサイトが重くなったり、互換性が悪くなったりする場合があります。必要なプラグインのみを導入するようにしましょう。

7. アクセス解析ツールを導入する

アクセス解析ツールを導入すると、サイト内のユーザーの動向や属性、購入につながったページ、離脱したページなどを分析できます。ユーザーの満足度につながるため、初期設定と同じタイミングで導入しておきましょう。

代表的なアクセス解析ツールには、Google Analyticsがあります。以下で設定方法を見ていきましょう。

Google Analyticsの設定方法

Google Analyticsは、サイトを訪れたユーザーの属性や訪問元などを分析できるツールです。以下の手順で設定を進めましょう。

  1. Googleアカウントを作成する(既にアカウントをお持ちの方は2へ)
  2. Googleマーケティングプラットフォームにアクセスし、「さっそく始める」の青ボタンをクリックする
  3. 画面の案内にしたがって、Google Analyticsのアカウント作成を行う
  4. プロパティの設定画面で、以下の入力を行い「次へ」をクリックする
  • プロパティ名:アクセス解析を行うサイトのURL
  • レポート:日本(国内の場合)
  • 通貨:日本円(¥)
  1. ビジネスの説明画面で業種とビジネスの規模を選び「次へ」をクリックする
  2. ビジネスの目標を選択し「作成する」をクリックする

以上でGoogle Analyticsの設定は完了です。

次は、WordPressと連携させる作業に移ります。手順は以下のとおりです。

  1. Google Analyticsの管理画面にアクセスする
  2. 左メニューの「管理」を選択し、プロパティ管理の「トラッキング情報→トラッキングコード」の順でクリックする
  3. 枠内のコードをCtrl+Cで全てコピーする
  4. WordPressのダッシュボード(管理画面)に移り「外観→テーマファイルエディター」の順でクリックする
  5. テーマファイルの中から「テーマヘッダー」をクリックする
  6. コードの中から</head>のコードを探す
  7. </head>の直前に、3でコピーしたトラッキングコードを貼り付ける(貼り付ける以外に何かを付け足したり、既存のコードを消したりしないこと)
  8. 「ファイルを更新」ボタンを押す

コードを一文字でも消すと、サイトが崩れたり表示されなくなったりする恐れがあるため、慎重に行いましょう。

8.サイトのコンテンツを作成していく

サイト運営の準備が整ったら、コンテンツを作成していくフェーズに入ります。企業サイトに必要なページは以下のとおりです。

  • 固定ページ
  • 投稿ページ
  • お問い合わせフォーム
  • プライバシーポリシー

なお、企業によって必要なページは異なるため、自社のサイト目的に沿って作成してください。それでは、作成方法を詳しく見ていきましょう。

固定ページの作成

固定ページとは、常にサイト内に表示され、頻繁に更新する必要がないページを指します。例えば、企業概要や採用情報、事業紹介ページなどが固定ページです。固定ページを作ってトップメニューに入れ込めば、ユーザーは欲しい情報にスムーズにたどり着けます。

固定ページの作成方法は、以下のとおりです。

  1. WordPressのダッシュボード(管理画面)の「固定ページ」にカーソルを当て「新規追加」をクリックする
  2. タイトル・本文などの必要な情報を入れてページを作成する
  3. 右のカラムの「URL」横のサイトURLをクリックし、パーマリンクを設定する(記事タイトルがそのままパーマリンクに設定されているため)
  4. 作成後は、右上のプレビューでレイアウトを確認する
  5. 右上の「公開」をクリックする

作成した固定ページを編集したいときは「固定ページ→該当の固定ページにカーソルを当てる→編集をクリック→編集する→公開」の順で操作しましょう。

投稿ページの作成

投稿ページは、ブログ記事やニュース、新着情報など頻繁に更新するページを指します。

作成方法は、以下のとおりです。

  1. WordPressのダッシュボード(管理画面)から「投稿」をクリックする
  2. 「新規追加」をクリックする
  3. タイトル・本文などの必要な情報を入れてページを作成する
  4. 右カラムの「URL」横のサイトURLをクリックし、パーマリンクの設定を行う
  5. 右上の「プレビュー」でレイアウトを確認する
  6. 右上の「公開」をクリックする

画像や箇条書き、段落を入れたいときは、作成ページの右側にある「+」をクリックし、メニューの中から入れたいものを選択してください。

お問い合わせフォームの作成

お問い合わせフォームは、ユーザーからの質問や意見を受け取るための重要なページになります。お問い合わせフォームは、プラグインの「Contact Form 7」で作成可能です。

手順は、以下のとおりです。

  1. WordPressのダッシュボード(管理画面)から「プラグイン→新規プラグインを追加」の順にクリックする
  2. 「プラグインの検索」に「Contact Form 7」を入れて検索する
  3. 「今すぐインストール→有効化」の順でプラグインをインストールする
  4. ダッシュボードに「お問い合わせ」が追加されるため、そちらをクリックする
  5. フォーム・メール・メッセージ・その他の設定の4つのタブを一つずつ設定し、保存していく

5のタブの設定では、フォームは初期設定のままでも問題ありません。メールでは、問い合わせがあったときにご自分のメールアドレスに届く通知メールの設定をします。それぞれがどのような設定なのかは、以下を参考にしてください。

  • 送信先:お問い合わせの通知メールを受け取るメールアドレス
  • 送信元:お問い合わせをした方のメールアドレス(何もしなくてOK)
  • 題名:メールの件名
  • 追加ヘッダー:CCやBCCのメールアドレスなど
  • メッセージの本文:メールの本文

メールタブ横のメッセージタブには、あらゆるシーンに合わせてメッセージが設定できます。その他の設定には、カスタマイズするときのコードを入力するため特に設定する必要はありません。

プライバシーポリシーページの作成

企業サイトには、サイト上で集めたユーザーの個人情報の取り扱い方法をプライバシーポリシーページとして作成しなければなりません。

プライバシーポリシーページは、WordPressのインストール時に既に固定ページに入っているため、自社の方針に沿って以下の手順で編集しておきましょう。

  1. WordPressのダッシュボード(管理画面)の「固定ページ」から「固定ページ一覧」をクリックする
  2. 「プライバシーポリシー」にカーソルを当て「編集」をクリックする
  3. 必要に応じて既存の例文を編集し、右上の「公開」をクリックする

プライバシーポリシーの基準となる個人情報保護法は、見直しが行われることがあるため定期的に確認し、必要に応じて改定する必要があります(※)。

※参考:首相官邸ホームページ.「個人情報保護法 いわゆる3年ごと見直しについて」.(参照2024-08-10)

WordPressの企業サイトにおすすめのテーマ5選

企業サイトにおすすめのWordPressのテーマ5つをまとめました。ぜひテーマ選びの参考にしてください。(料金は2024年8月時点の金額です。)

テーマ名料金特長
Cocoon無料・シンプルで有料級の機能が整っているテーマ・カスタマイズ機能が豊富で、好みのサイトを作りやすい
Lightning無料・見栄えの良い企業サイトを作りたい方におすすめのテーマ・多機能統合型プラグインで一気に機能性を高められる
Xeory Extension無料・企業紹介で必要な情報を管理画面で簡単に操作できる・コンテンツマーケティングにおすすめ
SWELL1万7,600円(税込)・プラグインを導入しなくても、エディタ内で必要な機能を使用可能・初心者でも使いやすく簡単に操作でき、シンプルで高機能
FAKE3万6,300円(税込)・TCD独自のコンテンツビルダーを使えば、短時間でクオリティの高い企業サイトを制作できる・企業サイト制作向けのテーマで、スタイリッシュで洗練されたサイトが実現可能

WordPressの企業サイトで集客を図るためのコツ

WordPressの企業サイトで集客を図るための3つのコツを解説します。

  1. サイトは常に最新の状態を保つ
  2. 複数のプラットフォームでの流用経路を構築する
  3. SEO対策で検索上位表示を目指す

サイトは常に最新の状態を保つ

ユーザーの興味や関心を引き出すためにも、サイトは常に最新の状態にしておきましょう。各コンテンツの更新頻度が低いと、ユーザーは求めている情報が得られないと感じ、サイトを離脱してしまう可能性があるためです。

ブログ記事を定期的に更新したり、新商品の情報をスピーディーに発信したり、SNSとサイトを連携させて企画を行ったりとユーザーにとって有益なサイト運営を心掛けるのが重要です。

複数のプラットフォームでの流入経路を構築する

検索エンジンからの直接的な流入だけでなく、複数のプラットフォームでの流入経路を構築していきましょう。ユーザーが偶然検索エンジンで企業サイトを見つけ、社名を認知する流れもありますが、さらに企業の信頼性を高めるにはサイトと複数のプラットフォームを連携しながら認知度を高めていく必要があります。

特にSNSは認知を広めやすい媒体のため、活用するのがおすすめです。

SEO対策で検索上位表示を目指す

検索エンジンで上位に表示されるようSEO対策を行い、より多くのユーザーにサイトを見つけてもらいましょう。ユーザーが興味のあるキーワードは何か分析したり、情報の鮮度を高めたりと、ユーザーが求める情報を理解しながら対策を行うのが重要です。

WordPressで企業サイトを作ろう

WordPressは、専門知識がなくても企業サイトを手軽に作れるシステムです。企業サイトは、まずはサイト制作の目的やターゲットなどを明確にした後、レンタルサーバーを契約し、WordPressのインストールと初期設定を行う流れで制作していきます。

しかしサイトが完成して公開できるまで時間が掛かる可能性があります。「デザインのカスタマイズやレイアウト決めは難しい」「細かい部分を調整したいがやり方がわからない」などの課題も出てくるかもしれません。そういったケースでは制作会社に依頼するのも方法も一つです。ある程度のコストはかかりますが。希望するデザインや機能をもった企業サイトの制作を実現できるでしょう。

株式会社ジオコードではWordPressによるWebサイト制作を提供しています。SEOに強いジオコードだからこそ、マーケティングの視点を取り入れた、クオリティの高い企業サイト制作が可能です。

WordPressでの企業サイト制作をお考えの方は、ジオコードへお気軽にお問い合わせください。