strongタグとは?使い方やSEO効果、bタグとの使い分けについて解説!
2020年7月3日
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更新日:2024年 09月 13日
【監修】株式会社ジオコード Web制作事業 責任者
高松 建太郎
WEB制作の初心者にはタグの意味について最低限の知識を理解していなければ、求めているサイトを作成することは難しいでしょう。タグの意味も基本的なものは理解しておく必要があります。
この記事はHTMLのdivタグについて、divタグとはどのようなものなのか、使い方についてや注意点などを解説していきます。WEB制作初心者の方はもちろん、経験者の方も本記事でおさらいしてみましょう。
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目次
divタグとは、特にタグの意味を持たず、「要素を一括りにする」という役割を持っています。
特に意味を持たないという自由さが、WEB制作にとても役立つことになります。
例えば、CSSを使って装飾をする際に、他に最適なタグがない場面で使用することが多いです。
divタグの読み方は「ディブ」や「ディヴ」と読みます。
元々、英語の「divided(ディバイデッド)」という単語が由来となっています。この「divided」は日本語に翻訳すると、「分けられた、分かれた、分配された」という意味を持ちます。WEBページを制作するうえで、このような意味も知っておくと、タグの意味が理解しやすくなります。
divタグを用いる際は、「<div>〜</div>」を記述します。
開始タグ<div> と 終了タグ </div>を使ってコンテンツを囲うようにして使用します。
では、実際の使用例を見てみましょう。
<div>
<img src=”img.jpg” alt=”画像です。”>
<p>文章です。</p>
</div>
上記使用例では、
画像を表示するためのimgタグと、段落という意味のpタグを一括りにするために、
開始タグ<div> と 終了タグ</div>を囲うようにして使っています。
divタグは、CSSを使う際など、範囲を一括りにしたい時に使います。
ただし、コンテンツの意味を考えずにdivタグを多用してしまうことは避けるようにしましょう。
divタグを使う前に、他に適したタグが無いのかをしっかりと考えて使うことが大切です。
divタグを使用している中で以下はよくある質問になります。
これらの対処方法としては、CSSを適用させることで解決することができます。
以下のコードをdivタグに当てるようにしましょう。
display:inline-block
「display」は要素の表示形式を決めるプロパティで、「inline-block」はその属性になります。divタグは「block」という属性なので、それを上記のように変更することで、横並びにしたり改行を防いだりすることが可能です。
タグの中にタグを追加することを「入れ子」と呼びます。
入れ子にはルールがあり、入れ子にできるタグ、できないタグが存在します。
divの場合は、ほとんどのタグを入れ子にできるため、
HTML5 入れ子チートシート
上記サイトのように、実装していただければと思います。
使用頻度の高いタグで、divタグで”入れ子にできないタグ”をまとめました。
これらのタグには、直前に来るタグが決まっているものがあります。
例えば、liタグですとulタグかolタグ以外で直接囲むことができません。
そのため、divタグとliタグの間に、ulタグかolタグをはさむ必要があります。
<div>
<li>箇条書きです</li>
<li>箇条書きです</li>
<li>箇条書きです</li>
</div>
<div>
<ul>
<li>箇条書きです</li>
<li>箇条書きです</li>
<li>箇条書きです</li>
</ul>
</div>
基本的には、divタグの中にdivタグを入れても問題ありません。
しかしながら、タグをたくさん使用する必要もないのです。
必要最低限のタグを使ってWEB制作をすることで、運用がしやすくアクションの早いサイトを作ることができるでしょう。
注意点として、タグをたくさん使用しすぎると終了タグがどの開始タグに対応しているか分からなくなってしまうことがあります。その際はインデント(入れ子になっているタグの先頭の文字位置を下げる方法)を利用することで防ぐことができます。
divタグと似たタグとしてsectionタグが挙げられます。
divタグは、先ほども解説させていただいたとおり、特に意味を持ちませんが、「要素を一括りにする」役割をもっています。
対して、sectionタグは、「1つのテーマをまとめる」という意味と、「要素を一括りにする」役割をもっています。
同じ役割であったとしても、タグの意味に基づいてタグを使うことが大切です。
一括りにしたい範囲が、テーマに沿って出来ている要素ならsectionタグを、
そうでない、ただ要素を一括りにまとめたいのであればdivタグを使うようにしましょう。
また、divタグとpタグを間違えられることもあります。pタグは「paragraph」の意味で、テキストなどを囲むタグになります。たしかに一括りにまとめるという意味では似ていますが、pタグはそもそも段落として用いられるのに対し、divタグはただのまとまりに過ぎません。
このように、似たタグ同士の差をしっかりと理解し、判断できるようにしておくことで文書構造に最適なタグの使い方ができるようになります。
今回は、divタグのとはどのようなものなのか、使用方法や注意点について解説させていただきました。
WEB制作において、このdivタグは頻出するタグで、汎用性が高いからこそ、使い方に困るタグでもあります。
divタグの理解を深めて、今後のWEB制作に役立てていただければと思います。
また「どうすればいいのか分からない」「自分で作成するのは難しい」など、Webサイト制作でお悩みの方はお気軽にご相談ください。