LP制作の費用相場

LP制作の費用相場がわかる!お見積もり項目や制作会社の選定ポイントを解説

【監修】株式会社ジオコード Web制作事業 責任者
高松 建太郎

LP(ランディングページ)は広告や検索結果からユーザーが最初にアクセスするWebページです。そのため、商品の魅力を効果的にアピールし、成果につなげるためには自社制作するより、専門的なノウハウやデザイン力を持った制作会社に依頼した方が確実です。

そこで今回は、おすすめのLP制作会社を8社紹介します。また制作会社を探している担当者の方に向けて、費用相場別の特徴や依頼できる内容、制作会社に任せるメリット・デメリット、選び方のポイントなども解説します。ぜひ最後までご覧ください。

LP(ランディングページ)制作の費用相場と特徴

LP(ランディングページ)の制作の相場は、数万円~数十万円です。費用は、以下のように依頼内容や依頼先によって変わります

費用目的作業範囲発注先の例LP改善(公開後)
10万円以下デザインにこだわらず費用を抑えたい・デザイン
・コーディング
・フリーランス
・個人事業者
なし
10万~30万円コストを抑えながらオリジナルデザインにしたい・構成案作成
・デザイン
・コーディング
・フリーランス
・中小規模の制作会社
なし
30万~60万円成果を重視して制作依頼したい・戦略設計と競合調査
・構成案作成
・企画
・デザイン
・コーディング
・実績豊富なフリーランス
・中小規模の制作会社
場合による
60万円以上Webマーケティングの一環としての制作を依頼したい・戦略設計と競合調査
・構成案作成
・企画
・デザイン
・コーディング
・公開後の運用
・改善
・中小規模の制作会社
・大手制作会社
あり

以下より、費用別の特徴について解説します!

費用相場【10万円以下】

費用相場10万円以下は、デザインにこだわらず費用をなるべく抑えたい場合の価格帯です。依頼できる範囲はデザインおよびコーディングのみに限られることが多いです。また、公開後のLP(ランディングページ)の改善も自社で行うことになります。

費用相場10万円以下では、通常、デザインツールのテンプレートを元に制作されるため、制作期間は1週間~1カ月ほどと短く、費用も安いのがメリットです。その反面オリジナリティに欠けるため、商品のブランディングや差別化などには向きません

発注先はフリーランスや個人事業者が中心です。協力会社や知人がいない場合、インターネット経由で直接連絡するか、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングを利用することになるでしょう。

費用相場【10万~30万円】

費用相場10~30万円は、コストを抑えつつオリジナルのLP(ランディングページ)を制作したい場合に検討する価格帯です。この価格帯はLP制作全体の平均的な相場でもあります。

依頼できる範囲は、構成案(企画)の作成とデザイン、コーディングで、制作期間は2週間~1.5カ月が目安です。ただし構成案を作成してもらうにあたっては、通常、自社が市場調査・競合調査を行って戦略設定した上で、参考資料を渡す必要があります。

発注先はオリジナルデザインを請け負うフリーランス、または中小規模の制作会社が中心です。納入実績やサンプルを公開している事業者も多いので、自社が希望するデザインとマッチするか確かめておくとよいでしょう。

費用相場【30万~60万円】

費用相場30万~60万円では、成果重視のLP(ランディングページ)制作が可能です。競合調査や市場調査、設計戦略、コンセプト設計からプロの支援を受けられ、かつオリジナルデザインのLPを制作してもらえます。

公開後のサポートについては、制作会社によって対応は異なります。企画~制作~公開後の改善までを一括で請け負う会社もあれば、追加料金が発生する会社もあります。見積もり段階でどの範囲まで対応してもらえるか、よく確認しておくとよいでしょう。

発注先は実績豊富なフリーランスか中小規模の制作会社が中心です。多くの場合、LP制作だけではなくWebサイト構築や広告運用などのWebマーケティングも扱っているため、それらの実績も確認することが大切です。

費用相場【60万円以上】

費用相場60万円以上の場合は、Webマーケティング全体を考慮したLP(ランディングページ)制作を依頼できます。

LPを制作する際には、Webサイト運営や広告運用といったWebマーケティングを含めた調査・戦略設計を依頼でき、それに沿ったLPを制作してもらえます。そのためLPの制作費用よりもコンサルティング部分の割合が多いのが特徴です。

LPの公開後は、効果測定を実施し、改善してもらえるのもメリットです。この改善は、LPを閲覧してもらうための広告運用やコンテンツ制作の提案など広範囲にわたる場合もあります。

依頼先はコンサルティングに対応している中小規模か大手の制作会社となります。LPからのコンバージョン(購入や資料申し込み)を重視する場合はコンサルティングに強みのある制作会社を中心に探すとよいでしょう。

LP(ランディングページ)制作の見積もり項目

ここでは、LP(ランディングページ)制作の見積もり項目を制作プロセスに分けて紹介します。ほとんどの場合、依頼する項目が多いほど費用はかかるため、どこまで依頼するか検討するとよいでしょう。制作会社によって依頼できる項目が異なる点にも注意が必要です。

1.戦略設計と競合調査

戦略設計とは、誰に何をどのようにアピールするのかについての方向性を決めるプロセスです。市場調査や自社商品の特徴分析などを通じて戦略設計を決定します。

また競合調査では、競合他社のLP(ランディングページ)をリサーチし、訴求している内容や促進キャンペーンなどを分析します。競合調査は、他者と自社の商品・サービスを比較し、自社のLPの立ち位置(ポジショニング)を決める上で重要です。

戦略設計と競合調査を依頼する場合、コンサルティングやWebマーケティングの知見を持った人に担当してもらえるかがポイントとなります。戦略設計と競合調査はLP制作の基軸となるため、費用をかける価値があるでしょう。

2.構成案作成

構成案作成とは、購入や資料請求といったCV(コンバージョン)につながる効果的な訴求方法や、商品を魅力的に伝える見せ方を考案するプロセスです。LP(ランディングページ)を閲覧したターゲットが、自社にとって望ましい行動を起こすためのストーリーを構成案として設計します。

構成案作成は、ターゲットの心を動かすためのテクニックやアイデアが問われる工程です。構成案作成をLP制作会社に任せる場合でも、できるだけ自社で構成イメージを整理しつつ希望を伝えておくとよいでしょう。あらかじめ自社の希望を伝えておけば打ち合わせがスムーズとなり、希望にあったLPを制作してもらいやすくなるからです。

構成案の作成から依頼したい場合は、費用相場10万~30万円以上の価格帯となるのが一般的です。

3.ライティング

ライティングとは、LP(ランディングページ)に記載するテキストやキャッチコピーを作成することです。ターゲットに向けて訴求できる効果的なテキストやキャッチコピーの作成を目的としています。制作会社によっては専門のコピーライターが在籍していることもあり、魅力的な文言を考えてくれます。

このライティングのプロセスでは、LP全体の完成イメージをすり合わせながら、何度も手直しすることが少なくありません。ライティングの修正や改善にどの程度対応してもらえるのか、見積もり段階で確かめておくとよいでしょう。

また、ライティングを自社で行い、LP制作会社にブラッシュアップしてもらうといった選択肢もあります。場合によっては、商品を熟知している自社で原稿やキャッチコピーを用意し、LP制作会社にブラッシュアップしてもらう方が良いこともあるでしょう。この場合、費用を抑えられる可能性があります。

4.デザイン

デザインとは、LP(ランディングページ)に掲載する写真やイラストなどの素材や文字のフォント、配色、レイアウトなどです。LPは縦に長い1ページのデザインなので、その程度の限られたスペースで商品を訴求します。ターゲットとする顧客層にとって見やすく、魅力的なデザインが欠かせません。

例えば、注目してほしい箇所に赤や黄色の目立つ色を使ったり、コンバージョンボタンをクリックしやすい場所に配置したりするには、専門的な知識とノウハウが必要です。商品の演出方法に対する認識のすり合わせを行いながら、デザインと文章に違和感がなくなるように調整してもらうとよいでしょう。

まず制作会社からラフを提案され、了承後にLPの制作が開始されるケースが多いです。ただし、公開後の修正や調整に応じてもらえるかは制作会社によって異なるため確認しておくと安心です。

5.コーディング

コーディングとは、完成したLP(ランディングページ)のデザインの文字や画像などをインターネット上で閲覧できるように、HTML・CSS・JavaScriptなどの専門言語を活用してプログラムを書く作業です。適切にコーディングすることで、閲覧者それぞれのデバイスや言語などに応じて最適な表示にすることが可能になります。

コーディングの後は大幅な変更が難しくなるため、マルチデバイス対応や多言語対応、挿入したいアニメーションや動画などの希望は事前に伝えておくことが大切です。後から大きな改変やコンテンツの追加を依頼する場合、費用内での対応ができず追加料金が発生するケースも少なくありません。デザインやラフの段階で不明点を残さず、依頼先に細かく希望を伝えてすり合わせておきましょう。

6.公開

LP(ランディングページ)の校正・校閲、表示の最終確認、動作チェックなどが終了したら、インターネット上に公開します。公開するにあたり、情報漏えいや改ざんを防ぐセキュリティ対策も必須です。これらの作業は公開作業の見積りに含まれる場合もありますが、別途料金が発生するのが一般的なので事前に確認しておきましょう。

自社にWebマーケティングのシステム管理者がいる場合は、自社で公開設定する方法を選んでもよいでしょう。特に、既にCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)や広告運用システムを導入済みの場合は、LPの設定はエンジニアでなくても比較的容易です。

なお、LPを公開するにはドメインとサーバーが必要です。自社で準備するケースが多いですが、ドメインやサーバーの構築も合わせて依頼したい場合は、LP制作の見積り依頼時に確認しておきましょう。

7.運用と改善

公開したLP(ランディングページ)はすぐに成果が出るわけではありません。大きな成果を得るには、運用しながら効果測定とブラッシュアップを繰り返し行い、改善していくことが必要不可欠です。

効果測定とは、LPの表示数や、コンバージョンボタンのクリック数、コンバージョン率などを解析して効果を測定する作業です。自社で解析・分析することも可能ですが、広告運用やSEOといったWebマーケティングの専門的な知識が必要になります。

効果測定と並行してコンテンツのブラッシュアップをします。LP内の一部のデザインの変更を加えたり、画像を差し替えたりすることで効果の改善が可能です。変更を加える際にはデザインが異なるAパターンとBパターンを公開して比較する「A/Bテスト」を実施し、反応がよかったパターンを残すといった方法があります。ブラッシュアップ作業も、Webマーケティングやデザインのプロの支援を受けた方が成果を上げやすいでしょう。

これらは継続的に続けていくものであり、Webマーケティングの知見やノウハウが欠かせません。そのため比較的高額な制作会社のプランで依頼する必要があります。自社のニーズや予算と照らし合わせて検討しましょう。

LP(ランディングページ)制作会社8社のご紹介

ここからはLP(ランディングページ)制作会社を8社紹介します。それぞれ得意分野や対応範囲が違うので自社に合った制作会社を探してみてください。

1.ジオコード

株式会社ジオコード

ジオコードは、マーケティング会社だから実現できる、広告効果を最大化するLP(ランディングページ)制作が強みです。

Yahoo!やGoogleなどのリスティング広告(検索広告)やXやInstagramなどのSNSからの流入を意識したLPを制作するため、資料請求や見積もり依頼、予約数などの成果アップにつながります。D2C(単品通販)の美容、健康食品、アパレルなどの幅広い分野の実績が豊富なので、成功パターンやノウハウを持っている点が強みです。

ジオコードでは、LPと連携した広告運用プランの利用も可能です。Google Premier PartnerおよびYahoo!広告運用認定パートナーであり、主要な運用型広告を取り扱っているため、LPの閲覧者を効率的に増やせるでしょう。そのためLPの作成だけではなく、Web広告の効果に課題を抱える企業にもおすすめです。

費用目安70万円~
対応可能な範囲戦略設計と競合調査
構成案作成
ライティング
デザイン
コーディング
公開
運用と改善
おすすめのケース広告効果の最大化を目指す
公式サイトhttps://www.geo-code.co.jp/webdev/

2.PLuS Works

PLuS Worksはできるだけ費用を抑えてLP(ランディングページ)を制作したい企業におすすめの制作会社です。既存のテンプレートをベースに制作する「ライトプラン」では、費用相場を下回る5万円から制作を請け負ってもらえます。

商品やサービスごとにLPを制作したい場合にも、リーズナブルな料金プランを利用できるのがメリットです。Word10ページ分で8万円から請け負っており、その後は1ページごとに3,000円加算されます。

ただし、JavaScriptやCGIなどで動的コンテンツをLPに組み込みたい場合は、別途見積もりが必要です。

費用目安【ライトプラン】5万円~
【通常プラン】Word10ページ分で8万円
追加ページ:1ページごとに+3,000円
対応可能な範囲構成案作成
ライティング
デザイン
コーディング公開
おすすめのケース費用を抑えたい
公式サイトhttps://plus-works.design/

参考:PLuSWorks.「フリーランスのWEB制作オフィスです。Wordpress・ランディングページも承ります。

3.Ryuki Design

Ryuki Designは、費用を抑えつつLP(ランディングページ)制作をなるべく外注化したい企業におすすめです。依頼する際に用意するのは、ヒアリングシートに記載する商品情報のみです。その他必要に応じて、掲載したい商品画像や希望のデザインテイスト、ページ仕様、コーディング方法、反映先などを伝えれば、LPを制作してくれます。

納期は最短で4日間からとスピーディーです。例えば、商品リリースやキャンペーン開催の頻度が多く、LP制作の人員が足りない場合にRyuki Designに依頼するのもよいでしょう。

費用目安ライトプラン:8万9,800円(税抜き)
※両デバイス対応:+2万円

スタンダードプラン:16万9,800円(税抜き)
※両デバイス対応:+3万円

ハイクオリティプラン:26万9,800円(税抜き)
※両デバイス対応:+5万円

その他、オプション料金あり
対応可能な範囲構成案作成
ライティング
デザイン
コーディング
公開
おすすめのケースLP制作を丸投げしたい
公式サイトhttps://rdlp.jp/lp

参考:LP制作.jp.「LP制作に特化|デザインでCVR最大化

4.ZERO

ZEROはコンバージョンの高いLP(ランディングページ)を制作したい企業に向く制作会社です。300社を超えるLP改善の実績を持つZEROは、売れるストーリーのライティングとデザインに強みを持っています。

効果的なストーリーを作るために、ZEROは戦略設計と競合調査から実施します。そのため、訴求ポイントや自社商品のポジショニングがわからないといった課題を抱えている企業も、自社に合った提案を受けられるでしょう。

ZEROは「制作してからが本当の勝負」というスタンスを取っており、オプションにはなりますが、公開後のLP改善、運用も依頼可能です。

費用目安ライトプラン:33万円(税抜き)
お任せプラン:55万円(税抜き)
オプションは別途料金
対応可能な範囲戦略設計と競合調査
構成案作成
ライティング
デザイン
コーディング
公開
運用と改善
おすすめのケースコンバージョンの高いLPを制作したい
公式サイトhttps://zero-s.jp/service/lp/

参考:株式会社ZERO.「コンテンツマーケティング×ランディングページ制作。株式会社ZERO

5.ポストスケイプ(コンバージョンラボ)

ポストスケイプ(コンバージョンラボ)は、LPO(ランディングページ最適化)コンサルティングに強みを持っている制作会社で、コンバージョン率を高めたい場合におすすめです。Googleアナリティクスによるアクセス解析や、マウスの動きを追跡するヒートマップ分析によるユーザー行動の可視化など、定量的な分析を得意としています。

例えば、「コンバージョン率が低い原因がわからない」「どのようなユーザー層が閲覧しているかわからない」などの課題に対応してくれるでしょう。また、既存のLP(ランディングページ)改善だけでなく、新規の制作も戦略設計と競合調査~運用と改善までワンストップで依頼できます。

費用目安要問い合わせ
対応可能な範囲戦略設計と競合調査
構成案作成
ライティング
デザイン
コーディング
公開
運用と改善
おすすめのケースコンバージョン率を高めたい
公式サイトhttps://conversion-labo.jp/

参考:コンバージョンラボ.「LP制作(ランディングページ制作)

6.ラヴィゴット

ラヴィゴットはWebマーケティングのノウハウを活用した戦略型のLP(ランディングページ)を得意とする制作会社です。例えばWeb広告やメルマガなどの集客LPや、自社の魅力をアピールする採用LP、期間限定キャンペーン向けのキャンペーンLPなど、目的に合わせてノウハウを適用してもらえます。

会社の規模や業種・業界を問わず600件以上の取引実績があるラヴィゴットは、実践的なノウハウを持っています。徹底したリサーチと分析による企画戦略立案、コンサルティングから相談できるので、LPの活用方法に迷っている企業にもおすすめです。

費用目安要問い合わせ
対応可能な範囲戦略設計と競合調査
構成案作成
ライティング
デザイン
コーディング
公開
運用と改善
おすすめのケースWebマーケティングのノウハウを活用した成果の出る戦略型のLPを制作したい
公式サイトhttps://www.ravigote.co.jp/services/landing-page/

参考:株式会社ラヴィゴット.「ランディングページ制作

7.LIG

LIGはLP(ランディングページ)のデザインや演出にこだわりたい企業におすすめの制作会社です。LIGの強みは表現力や技術力で、デザインアワードを何度も受賞しています。

「オリジナリティを出して差別化を図りたい」「自社や商品の世界観を表現したい」などの自社の要望に、LIGならではのデザインで応じてもらえるでしょう。

納入実績としては、雑誌・Webメディアや、先進的なIT企業などがあるため、トレンド感のあるLPにしたい企業にも向くといえます。ただし、細部までこだわって制作されるため、相場より費用は高めです。

費用目安100万円から
対応可能な範囲戦略設計と競合調査
構成案作成
ライティング
デザイン
コーディング
公開
運用と改善
おすすめのケースデザインや演出にこだわりたい
公式サイトhttps://liginc.co.jp/solutions/design

参考:株式会社LIG(リグ).「DX支援・システム開発・Web制作

8.StockSun(伴走LP)

StockSun(伴走LP)はLP(ランディングページ)の公開後の手厚い伴走支援が強みです。伴走支援に合わせて料金プランも設定されており、キャンペーン価格なら初期費用10万円、月額は6.5万円~(1年分一括払いの場合、月額5万円~)を支払う形式になっています。

契約後な流れとしては、「初回ヒアリング→制作開始→反映・納品」で公開となります。公開後は、マウスの動きを追跡して閲覧者の行動を可視化するヒートマップ分析を月1回行い、課題を抽出して結果をレポートにまとめ、2~3の具体策を提案するサービスを受けられるのが特徴です。

このように、本来は、自社のマーケティング担当者が継続的に行う作業をStockSunに依頼できます。LP運用および改善のための適任者が自社にいない場合に、業務をアウトソーシングできるのがメリットです。

費用目安初期費用10万円
(2024年7月時点のキャンペーン価格)

月額6.5万円~
(1年分一括払いの場合、月額5万円~)
※施策のデザイン作成・実装は別途お見積り
対応可能な範囲構成案作成
ライティング
デザイン
コーディング
公開
運用と改善
おすすめのケース公開後の伴走支援を受けたい
公式サイトhttps://stock-sun.com/bansou/lp/

参考:伴走LP.「ハイクオリティでCVRの鬼高いLP制作

LP(ランディングページ)制作会社に外注するメリット・デメリット

LP(ランディングページ)制作を外注に出すか、それとも自社制作するべきか悩んでいる企業担当者の方もいるのではないでしょうか。そこで、LP制作会社に外注するメリット・デメリットを解説します。

メリット

制作会社に依頼するメリットは、プロならではの知識と技術を基にコンバージョンにつながるLP(ランディングページ)を制作してもらえる点です。

ターゲットの心に響くキャッチコピーや、クリックしようと思わせるデザインを作るには専門的な知識が必要です。自社で対応する場合には試行錯誤することになりますが、制作会社に依頼すれば初めから質の高いLPを提案してもらえます。特に同じ業界や類似事例の実績が豊富な制作会社に依頼すれば、長期的効果が期待できる質の高いLPを制作してもらえるでしょう。

また必要に応じて、運用サポートやセキュリティ対策など、人手や手間がかかる業務を依頼できるのもメリットです。例えば、成果測定やレポート作成、セキュリティ対策などを自社で対応する工数を考えると、制作会社に外注した方がコストカットできる場合が少なくありません。

デメリット

制作会社に依頼するデメリットとしては、少なくとも数万円の制作費がかかる点です。コンサルティングや公開後の修正・改善まで対応してもらうとなると、さらに高額な費用がかかります。

このため、仮にLP(ランディングページ)経由のコンバージョンが増えたとしても、トータルの費用対効果が悪化するケースもあります。また、運用を開始してから制作会社への費用を回収できるまでに、しばらく時間がかかるケースも少なくありません。

成果を予測するのは難しいものですが、どの程度の期間で投入した資金を回収できるのか、シミュレーションしておくことも必要です。

LP(ランディングページ)制作会社選定のポイント

LP(ランディングページ)制作会社は数多くあり、どれが自社に合うのか迷う場合もあるのではないでしょうか。そこで制作会社を選定する際のポイントを解説します。

事前に目的や納期、予算などを伝える

LP(ランディングページ)制作会社の見積もりを取る前に、目的や納期、予算感などをなるべく詳しく伝えておきましょう。LP制作にはさまざまな手法があるため、情報が多いほど、自社に合った提案を受けやすくなるからです。

例えば、「トレンド性が高い商品なので、企画から納品まで2週間で完了させてほしい」のように具体的な要望を伝えます。また、戦略設計や競合調査を依頼する際は、自社の経営状況や課題などを可能な範囲でオープンにするほど、アイデアを出してもらいやすくなるでしょう。

上記のように洗い出した条件は、相見積もりを取る際にも利用できます。同じ条件を提示すると納期や予算、提案内容などを横並びで比較できるようになり、自社に最適な制作会社を選びやすくなります。

これまでの制作事例や実績を確認しておく

制作会社や個人事業者のホームページに掲載されている制作事例や実績を確認しておきます。依頼したい内容と類似した実績が多ければ、成功パターンやノウハウを持っていて、高い効果を得られる可能性が高いからです。

逆に、事例や実績を確認していないと、得意分野が違っていたり、デザインのテイストが自社商品と合わなかったりする場合もあるでしょう。公開例がない場合は、問い合わせで情報提供してもらう方法があります。

自社とのマッチングを確かめるポイントとしては、納入実績のある業種(不動産、アパレル、製造など)と、サイト種別(BtoB、BtoC、ECサイト、店舗サイトなど)の2つが重要です。自社に合った制作会社を効率的に絞り込めるでしょう。

費用は妥当かどうかを確認する

費用が妥当かどうかを確認します。費用は依頼する範囲によって変わるため、何をどこまで発注するか決めた上で料金プランを確認します。自社の人材で行える範囲は依頼する必要がありません。

予算内でどこまで対応してもらえるか問い合わせる方法も効率的です。予算を提示して交渉すれば「オリジナルデザインのLP(ランディングページ)の制作は可能だが、納品後の修正は対応できない」など、制作会社から具体的な提案を受けられます。予算オーバーで制作会社に依頼できない範囲は自社で対応するなど、計画を決めやすくなるでしょう。

制作に関わる人物を確認する

制作会社では営業担当者と制作者が違うのが一般的です。フリーランスや個人事業者の場合は同一人物の場合が多いですが、念のため制作に関わる人物を確認しておくとよいでしょう。制作担当者のスキルにはばらつきがあることが多く、特に費用が安い場合は、新入社員や若手社員の練習案件とされてしまう場合もあるからです。

心配な場合は担当者が持っている資格や使える開発言語、過去に関わった案件などを教えてもらうとよいでしょう。また、実績豊富でスキルの高い社員のフォローや納品前のチェックを受けられる体制があるか確認しておくことも大切です。

広告運用やLPOまで対応しているかどうかを確認する

依頼する前に対応できる業務内容を調べておきましょう。LP(ランディングページ)のデザイン、コーディングについては基本的に対応してもらえますが、それ以外の業務については確認が必要です。

一概には言えませんが、例えばIT系のフリーランスや制作会社の場合、企画立案やコピーライティングといったマーケティング分野に対応していない可能性があります。マーケティングを含めて依頼したい場合は、Webマーケティングに強い制作会社を中心に探すとよいでしょう。ユーザーのニーズや行動に合わせてLPを最適化する「LPO」や、LPの流入につなげる広告運用を依頼したい場合も同様です。

戦略設計や競合調査も依頼するとなると、コンサルタントが在籍している制作会社を選ぶ必要があります。市場のトレンドや競合の動向まで含めた広い視野で、LPの制作、運用を支援してもらえます。

まとめ

LP(ランディングページ)は自社制作も可能ですが、効果的なライティングやデザイン制作を実現するにはプロの技術やノウハウが欠かせません。また、LP単独では成果が上げにくいため、Web広告やSEOなどのWebマーケティングとの連携策をプロの視点で提案してもらうのも効果的です。

株式会社ジオコードでは、クオリティの高いLP制作に加えて、リスティング広告やSNSからの流入を意識した成果につながるLPの制作が可能です。効果的なLPの制作をお考えの方は、株式会社ジオコードにお気軽にお問い合わせください。