WordPressでWebサイトを構築する際に必要なものや手順を解説
2024年9月13日
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更新日:2024年 10月 29日
【監修】株式会社ジオコード Web制作事業 責任者
高松 建太郎
「ビジネスの発展やWeb集客の効率化のためにサイト自体の制作は行ったものの、具体的な運用方法が分からない」とお悩みの企業担当者の方もいるのではないでしょうか。Webサイトは単に制作するだけでなく、セキュリティ対策をしながら効率良く運用していく必要があります。自社で運用が難しい場合は、WordPressの運用代行を行うWeb制作会社に依頼することも検討してみましょう。
本記事では、WordPress運用でやるべき6つのことや、自社での運用が大変な理由、運用代行を依頼するメリットなどを解説します。
目次
WordPressとは、Webサイト制作の知識や専門スキルがなくてもホームページを手軽に作れるシステムです。
サイト制作システムは国内に数多くありますが、中でもWordPressの国内シェア率は83.0%(2024年8月16日時点)と広く使用されています(※)。基本的にHTMLやCSSなどのプログラミングスキルがない場合、一からwebサイトを作るのは難易度が高い場合があります。
しかし、WordPressはサイト制作に必要な大枠は完成されているため、専用エディタを使って見出しタグやデザインを設定するだけで良い点が魅力です。企業のホームページはもちろん、個人ブログやECサイトなどあらゆる目的に合わせたサイト制作ができます。
また膨大なコストを掛けずに手軽にサイトを作れる点も、WordPressがサイト制作に有効な理由です。ドメイン代やサーバー代、有料のデザインテーマなどは別途費用が掛かりますが、WordPress本体の使用料は無料のため経済的な負担が少なくなります。
※参考:W3Techs.「Content Management Segmentation」.(2024-08-16).
WordPress運用でやるべきことは、以下の6つです。
WordPressは定期的にバージョンアップを行い、セキュリティ対策を行いましょう。
前述で示したとおり、WordPressの国内シェア率は8割以上と大きいです。中小企業から大企業、個人のサイト構築のために広く使用されている分、ハッキングや乗っ取りなどのサイバー攻撃を受けやすくなります。そのため、セキュリティに関するバージョンアップは定期的に行い、WordPressを常に最新の状態にしておきましょう。
また新バージョンには、これまでの運営で懸念されたセキュリティに関する問題点をカバーする新機能が追加されています。バージョンアップを忘れると最新機能が使えない可能性があるため、適宜確認しましょう。
WordPress自体だけでなく、サイトに導入しているプラグインのバージョンアップが必要な場合もあります。
効率的なWordPress運用には、自社サイトに合ったプラグインを選ぶ必要があります。
プラグインは、サイトの効率化や機能の拡張を図るためのものですが、やみくもに導入すればよいわけではありません。中には、安全性が高くないものやサイトのパフォーマンスを低下させるものも存在します。安全性の低いものを導入するとセキュリティ面が脆くなり、いくらサイト設計が良くてもサイバー攻撃のリスクが高まります。
プラグインを導入するときはユーザーの口コミや評価を参考にしながら、安全性が確認できるものを選定しましょう。ただし、導入しすぎるとサイト自体が重くなり、サイトを訪れたユーザーが使いにくさを感じる可能性があります。
プラグインの適切な数は、サイトの規模や環境などによって変わるため断言はできません。自社サイトに必要なプラグインのみの選定を心掛けましょう。
WordPress運用中は、トラブルに備えてバックアップを取っておきましょう。例えば、何らかの原因で生じたシステムトラブルや人為的なミスにより、重要なデータが消失する可能性があります。消失したデータが顧客情報の場合は、企業の印象が悪くなるだけでなく顧客からの信頼を失うことになりかねません。
しかしバックアップを取っていれば、万が一データが消失しても復元可能です。いつ起こるか予測できないトラブルにいつでも対処できるよう、定期的に確認しておきましょう。
また、WordPressには投稿記事の自動保存は行ってくれるものの、サイトの変更履歴や設定変更記録は残りません。どこをどう変更したのかが分からないと、データ消失時だけでなく、その他の問題発生時に原因を特定しにくくなります。バックアップは定期的に行い、万が一のトラブルに備えておきましょう。
WordPress運用において、ログインに必要なユーザー名やパスワードの管理は重要です。
ログインに必要な情報が外部に流出すると、不正アクセスやデータ改ざんのリスクにさらされます。社外秘の情報や顧客情報が漏えいする恐れがあるため、ログインに必要な情報は徹底的に管理しましょう。自社サーバーでWordPressサイトを運営している場合は、特に注意が必要です。
徹底的な管理とは、例えば第三者に予測が困難な複雑なスペルでパスワードを設定したり、二段階認証を図って簡単にログインできないようにしたりなどが挙げられます。情報漏えいやサイバー攻撃のリスクを低下させるためにも、管理を怠らないようにしましょう。
また、ログイン情報の管理に加えて、使用しているドメインの有効期限も確認しましょう。
WordPress運用でやるべきことの一つに、アクセス解析があります。アクセス解析とは、サイト内でのユーザーの動向をデータ化し、解析することです。例えば、以下の項目の解析を行います。
実店舗の場合は、お客様がどの商品を手に取ったのかを見たり、店舗内の動きを確認したりすれば課題を探れます。一方、Webサイトの場合はお客様の様子を近くで観察できないため、課題を見つけづらいです。そのため、アクセス解析でユーザーの動向を探る必要があります。
アクセス解析は、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどのツールを使って行うのが一般的です。Google AnalyticsやGoogle Search Consoleはどちらも無料なので、ユーザーの満足度を向上させるためにも導入しましょう。
WordPress運用は、プラグイン以外の機能の設定が必要なときがあります。例えば、デザインのカスタマイズやメニューの設定、ヴィジェットの配置などの機能です。そういった機能を追加するときは、CSSやJavaScriptのファイルを編集しなければなりません。
プログラミング知識がある方なら難なく対応できるかもしれませんが、WordPressを始めたばかりの初心者の方はハードルが高い可能性があります。インターネットの解説動画や記事を見ながら進められる範囲で設定を行い、もし対応が難しければWeb制作会社に相談してみるのがおすすめです。
WordPressを自社で運用するメリットは、以下の3つです。
WordPressは国内で広く使用されており、今やインターネットや書籍などで運用方法を手軽に調べられます。そのため、運用している最中に不明点が起きても解決策がすぐに見つかり、スピーディーに対応できる点がメリットです。
人材育成の一環でWordPressの運用方法を学ぶ機会を社員に与えれば、業務の効率化が図れます。さらに社員がスキルアップすることで、将来的なWordPress運用や管理がよりスムーズになるでしょう。
Webサイトで集客を図り、商品やサービスの認知度を上げるならSEO対策は必要不可欠です。SEOとは、検索結果で自社サイトが上位表示されるための施策を指します。SEOの種類は、他のサイトに自社サイトのリンクを貼り付けて信頼性を高める外部SEOと、自社サイトのコンテンツを検索エンジンから評価されるようにする内部SEOの2つです。2つのうち内部SEOは、プラグインの追加のみで対応できる場合があります。
プラグインのみで気軽にSEO対策ができる点は、自社でWordPressを運用するメリットの一つです。ただし、完全に上位表示が保証されるわけではないため、サイトのコンテンツのクオリティを上げることをメインに考えましょう。
自社でWordPressを運用すると外注費が発生しないため、結果的にコストを抑えられる点がメリットです。運用を外注するかどうかは、社内のWordPressに詳しい人材の数や、作りたいサイトの規模によって変わるため一概には言えません。ただ、技術的な面で問題がなく社員が一人で運用可能と見込めるのであれば、外注するとかえってコストが掛かる可能性があるため、自社で対応する方向で考えましょう。
また、トラブルが起きた場合やサイト運営に関する要望を伝えたい場合でも、自社で運用していれば担当者とスムーズに連携できます。
WordPressは自社でも運用可能ですが、WordPressでのサイト制作経験が少ない場合やノウハウが足りていない場合は、自社での運営が大変と感じる可能性があります。理由は、以下のとおりです。
WordPressには簡易的なマニュアルはあるものの、電話やメールによる日本語のサポートがありません。そのため、急なトラブルが起きてもご自分で解決策を見つける必要があります。
前述でインターネットや書籍でWordPressに関する情報を調べれば解決策が見つかると記載しましたが、トラブルのスケールによっては解決までに時間を要する可能性があります。
WordPressは、プログラミングの知識がなくても運用可能なサイト制作システムですが、プラグインの追加をしなければサイトのデザイン性が高められず、使い勝手が悪くなる可能性があります。
個人ブログなどの趣味で運用するサイトなら、デザイン性を急いで高める必要はないかもしれません。しかし企業のホームページとなると、ユーザーへの価値提供のためにも迅速かつ効果的なデザインが求められます。
プラグインでカスタマイズすることでサイトのオリジナル性が出て、他社との差別化が図れるため、WordPressはプラグインの追加が前提となると覚えておきましょう。
WordPress運用には、サイトの更新やセキュリティ対策、プラグインの管理などの作業を定期的に行わなければなりません。これらの作業に対応できるだけの時間があれば問題ありませんが、運用に割ける時間が限られている場合は対応が難しくなり、結果的にサイトのクオリティが悪くなる場合があります。
さらにWordPress運用のための人材が十分に確保できない場合は、ノウハウ不足となり運用やメンテナンスが後回しになる可能性もあります。
WordPressは、場合によっては専門知識が必要になるときもあると頭に入れておきましょう。
例えばクオリティの高いデザインの構築や高度なカスタマイズを行う場合は、CSSやJavaScriptといったプログラミング言語の他、functions.php(WordPressの処理や動作を調整するために必要なファイル)の編集スキルが求められます。ファイルの編集を行うときに、誤ってコードを1つ削除してしまったり、変更してしまったりするだけでサイトのデザインが大きく崩れる場合があるため、高度なカスタマイズを求める場合は専門知識が必要です。
特にfunctions.phpのコードにエラーが起きると、サイトが真っ白になったり、ログインできなくなったりする可能性があるため注意しましょう。
自社でWordPress運用が難しい場合は、Web制作会社に相談して運用を代行してもらうのがおすすめです。
WordPress運用を代行してもらうメリットは、以下のとおりです。
WordPress運用や管理が自社のリソースや人材不足で対応できていない場合、Web制作会社に代行を依頼することで解決できます。これまで運用を担当していた社員の業務の負担が少なくなり、他の業務に集中できるようになる点もメリットです。
現時点でWordPress運用に割く時間が社員の負担となっている場合は、運用代行を前向きに検討しましょう。
WordPress運用代行をプロに依頼することで、プラグインでは対応しきれない高度な機能の追加やカスタマイズを取り入れたWebサイトを制作できます。
高度な機能には、例えば以下のようなものが挙げられます。
上記の機能をサイトに追加すると、サイト自体が使いやすくなり結果的にユーザーの満足度が上がると期待できます。
また運用実績があるWeb制作会社は、WordPressに関する知識やプログラミングスキルなどが豊富です。プロのノウハウを活用すれば、自社にしかない魅力を盛り込んだWebサイトの実現が可能です。
代行コストは掛かりますが、プロによる確かなサポートとクオリティの高いサイト制作が期待できるため、集客やSEO対策の強化につながるといった長期的なメリットもあります。WordPress運用に掛けられる予算を考えた上で、依頼するかどうか決めましょう。
WordPress運用を代行してもらうメリットの一つに、セキュリティ対策の強化もあります。記事の前半でも伝えたとおり、WordPressのセキュリティ対策を怠るとサイバー攻撃のリスクが高まるため、定期的なバージョンアップやトラブルに備えたデータのバックアップ、ログイン情報の管理などが重要です。
しかし、これらの作業を自社で継続的に行うのは難しいケースもあります。専門知識が豊富なWeb制作会社に依頼すれば、セキュリティ対策に関する作業が軽減するのはもちろん、不正アクセスやデータ改ざん、情報漏えいなどのトラブルを防ぐことが可能です。
WordPress運用代行をサービスとして展開しているWeb制作会社は、Webサイトの制作や運用だけでなく、運用に付随する相談にも対応可能です。例えば、SEO対策やサイトのコンテンツや動線の見直し、デザイン改修などの幅広いサポートを受けられます。
Webサイトの目的は、自社の商品やサービスをユーザーに購入してもらうことです。そのため、サイトを作っただけで終わりではなく、ユーザーに価値提供をするためにも定期的に運用に不随する内容を見直さなければなりません。
WordPressの運用経験が豊富なWeb制作会社に依頼することで、より効果的な運用方法やサイトの改善点が発見でき、自社サイトのコンテンツのクオリティをさらに上げられます。また、運用に関する疑問が出た場合に迅速な対応が期待できるため、スムーズに運用を進められる点もメリットです。
WordPress運用代行のサービス内容は、主に以下の4つです。
それぞれがどのような内容なのかを以下の表にまとめました。
サービス内容 | 具体的な内容 |
---|---|
サイト制作代行 | WordPressで自社が使いやすいサイトを制作するインストールや初期設定に加えて、総合的な代行サービスが受けられる 【代行内容】サーバー・ドメインの取得WordPressのインストール初期設定デザインテーマ設定最適なプラグインの選定と導入WordPress保守作業セキュリティ対策 など |
設置代行 | WordPressの設置のみを行う 【代行内容】WordPressのインストール初期設定(表示設定・パーマリンク設定・テーマ設定・コメント設定など) など |
データの引越し代行 | これまで使用していたCMSからWordPressへデータを引越しする作業や、WordPressのサーバー変更を行う 【代行内容】文章や画像のファイルデータの移行テーマの移行プラグインの移行 など |
記事入稿代行 | サイトに掲載する記事の入稿・投稿を行う 【代行内容】記事に必要な文字やデータの入力表の設定リンク設定画像挿入 など |
このようにWordPress運用代行は、サイト制作から入稿作業、セキュリティ対策まで総合的にサポートする場合もあれば、WordPressの設置や引越し作業のみを行う場合もあります。依頼する場合は、自社サイトの運用目的を明確にした上で、どういったプランにするか決めていきましょう。
ただし、上記はサービス内容の一例です。依頼するWeb制作会社によって提供サービスは異なるため、詳細はWeb制作会社のホームページや見積りでご確認ください。
WordPressは、無料テーマやプラグインを使うことで、専門的な知識がなくても簡単にカスタマイズができます。しかし、プラグインの互換性やセキュリティ面を考慮する必要がありますし、より高度なカスタマイズには専門的な知識や技術が求められることもあります。安全性を担保しつつサイト運用をしていきたい場合、Web制作会社に依頼するのも一つの方法です。
株式会社ジオコードは、SEOコンサルティング企業として、これまで延べ3,338のWebサイトをWordPressを使用して構築してきました。SEO対策コンサルティングからマーケティング、サイトのデザイン構築までニーズに合わせた対応が可能です。サイト制作だけでなく、WordPressのセキュリティ問題を解決する「WordPressセキュリティプラン」のご用意もしております。
「自社のリソースや人材が足りず、効率的にWordPress運用ができていない」
「WordPress運用の力を入れて、集客につなげたい」
このようにお悩みの企業担当者の方は、ぜひ一度ジオコードにご連絡ください。