divタグとは?意味と使い方について徹底解説!
2020年6月30日
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更新日:2024年 09月 13日
【監修】株式会社ジオコード Web制作事業 責任者
高松 建太郎
普段調べものや買い物などでWebサイトを見ているときに、「表示されない」「見られない」などのエラーに遭遇したことはありませんか?
また、その時に「404」や「500」といった数字が表示されませんでしたか?
今回は、「404」や「500」のような「ステータスコード」と呼ばれる数字について、種類と意味と対処法を解説していきます。
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目次
ブラウザのリクエストに対する、サーバーのレスポンスのことです。
サーバはこのレスポンスを、3桁の数字で返します。
この数字のことを「HTTPステータスコード」と言います。
各番号にはそれぞれ意味があり、受信した番号に応じてブラウザの処理が変わります。
100番代~500番代まで存在し、それぞれ役割が異なります。
まずはこちらを認識しておきましょう。
ステータスコード | 処理内容 |
100番台 | 処理の継続 |
200番台 | 処理の完了(普段見ている普通に見られるサイトは「200」) |
300番台 | 移転(転送)処理 |
400番台 | クライアントエラー、リクエストに誤りがある状態 |
500番台 | サーバーエラー、リクエストをサーバーが処理できない状態 |
ステータスコードの一覧です。
各コードの処理内容を表にしてあります。
ステータスコード | 処理内容 |
100 Continue | リクエストの継続、サーバーがリクエストの最初を受信し、まだ拒否していない |
101 Switching Protocols | リクエストに対してサーバがプロトコルの切替えを要求 |
102 Processing | 現在処理を継続している |
ステータスコード | 処理内容 |
200 OK | リクエストが成功し正常に情報が返される |
201 Created | リクエストが完了し、新たに作成されたデータのURIが返される |
202 Accepted | リクエストは受理されたものの処理が完了していない場合に返される |
203 Non-Authoritative Information | ローカルやプロキシなどからの情報であり、オリジナルの情報ではない(信頼できない)場合に返される |
204 No Content | リクエストを受理したものの、返すべき情報が存在しない場合に返される |
205 Reset Content | リクエストを受理し、ユーザエージェントの画面をリセットする場合に返される |
206 Partial Content | レジュームを行ったり、ツールを使用し分割ダウンロードを行った際の部分的リクエストを受理した場合に返される PDFファイルをダウンロードしようとした際にファイルを分割してダウンロードする etc… |
207 Multi-Status | ステータスが複数存在する場合に返される |
226 IM Used | IMを使用している。 Delta encoding in HTTPの拡張ステータスコード |
ステータスコード | 処理内容 |
300 Multiple Choices | リクエストに対し複数のレスポンスが存在し、選択が必要な場合に、選択肢と一緒に返される |
301 Moved Permanently | 恒久的な移転(転送) リクエストしたリソースが永続的に移動されているときに返される |
302 Found | 一時的な移転(転送) リクエストしたリソースが一時的に移動されているときに返される ※元はMoved Temporarily(一時的に移動)だったが、イレギュラーな使われ方が多かったため、 新規で303,307が追加され、302はFoundになった |
303 See Other | 他のURIにリクエストに対するレスポンスが存在するときに返される ※「他を参照してください」の意味 |
304 Not Modified | リクエストしたリソースが更新されていないことを示す 画像やjsなどのキャッシュで変更がなかった場合によく使われる |
305 Use Proxy | リクエストをプロキシを使用して行わなければならない場合に返される |
307 Temporary Redirect | 一時的にリクエストしたリソースが移動されている場合に返される |
308 Permanent Redirect | 恒久的な移転(転送) 現在提唱中の新しいステータスコード 明確にPOST,GETの変更を許可しない点が301との違い |
ステータスコード | 処理内容 |
400 Bad Request | クライアントのリクエストが無効な場合に返される |
401 Unauthorized | 認証が必要な場合に返される Digest認証やBasic認証などを行うときに使用される |
403 Forbidden | アクセスの禁止、権限がなく拒否された場合に返される |
404 Not Found | リソースが見つからなかった場合に返される |
405 Method Not Allowed | 許可されていないメソッドを使用しようとした場合に返される |
406 Not Acceptable | リクエスト先の情報が、受理できない内容だった場合に返される ※言語や文字コードの違いなど |
407 Proxy Authentication Required | プロキシの認証が必要な場合に返される |
408 Request Timeout | リクエストが時間以内に完了していない場合に返される |
409 Conflict | 現在のリソースとリクエストが矛盾するので完了できない |
410 Gone | リクエストされたコンテンツが消滅し、どこにいったかもわからない場合に返される |
411 Length Required | Content-Lengthヘッダがないことでサーバがアクセスを拒否した場合に返される |
412 Precondition Failed | 前提条件に誤りがあった場合に返される |
413 Request Entity Too Large | サーバの制限サイズより大きいファイルのアップロードなど、サーバの許容範囲をリクエストが超えている場合に返される |
414 Request-URI Too Long | URIが長過ぎることでサーバが処理を拒否した場合に返される |
415 Unsupported Media Type | サーバで指定されたメディアタイプがサポートされていない場合に返される |
416 Requested Range Not Satisfiable | 実リソースのサイズを超えるデータを要求した場合に返される |
ステータスコード | 処理内容 |
500 Internal Server Erro | サーバー内のエラー サーバ上で動作させているプログラムに文法エラーがあったり、設定に誤りがあった場合など、サーバ内部でのエラーが発生した場合に返される |
501 Not Implemented | 非対応(非実装) WebDAVが実装されていないサーバに対して、WebDAVで使用するメソッド(COPYやMOVE)を使用した場合などに返される |
502 Bad Gateway | 不正な要求をゲートウェイ・プロキシサーバで受け取り、拒否した場合に返される |
503 Service Unavailable | サービスが一時的にメンテナンスや過負荷で使用不可能である場合に返される |
504 Gateway Timeout | サーバー同士の通信エラー 制限時間内にゲートウェイ・プロキシサーバが処理できなかった場合に返される |
505 HTTP Version Not Supported | リクエストがサポートされていないHTTPバージョンである場合に返される |
506 Variant Also Negotiates | Transparent Content Negotiation in HTTPで定義されている拡張ステータスコード。 ネゴシエートを試みたがエラーになった場合に返される |
507 Insufficient Storage | WebDAVの拡張ステータスコード リクエストを処理するために必要なストレージの容量が足りない場合に返される |
508 Loop Detected | サーバ内でリダイレクトループに入ったときに返される |
509 Bandwidth Limit Exceeded | サーバに設定されている転送量を使い切った場合に返される |
510 Not Extended | An HTTP Extension Frameworkで定義されている拡張ステータスコード リクエスト拡張が必要な場合に返される |
httpステータスコードに置いて、エラーコードは400番台と500番台だけ。
以下で代表的なものを説明します。
404エラーが出てしまう場合、主に考えられる原因は以下の4つです。
404エラーの要因は、外部要因でも発生する可能性があります。
ウェブマスターが制御できない点からも、検索順位に悪影響が出ることは無いと言われています。
※リンクによる評価受け渡しがなくなるため、得られるはずのプラスが減る可能性はあります。
リダイレクトの設定が失敗しているなど、ユーザーが困るエラーは積極的に対応が必要です。
それ以外については優先順位が低いと考えて問題ありません。
また、404エラーが発生した時のために「カスタム404エラーページ」を作成することをオススメします。
カスタム404エラーページで下記のようなことを伝え、機会損失を防ぎます。
国内外のサイトには、ユニークなデザインの404エラーページを導入しているサイトが多くありますので、参考にしてみても良いかもしれません。
500番台のエラーは「サーバエラー」と呼ばれるものです。
サーバー側が原因のエラーが多いですが、リクエストに不備があるなど対処が必要なケースもあります。
下記ページで、サイトが本当にダウンしているのかを確認できます。
500番台のエラーが出ているときに使ってみてください。
※自分だけ閲覧不可能なのか、どんな環境でも閲覧不可能なのか確認できます。
https://downforeveryoneorjustme.com/
サーバー側に原因がある可能性があります。
契約しているサーバー会社から障害情報が出ていないか確認してください。
不備による影響も考えられ、可能性はたくさんあります。
htaccessの記述ミス、PHPやCGIのミス、パーミッション設定ミス等が該当します。
アクセス過多などによる可不可が原因で起こるエラーです。
まずは時間をおいてからアクセスしてみてください。
時間をおいても解消されない場合は、プラグインなど何かしらの原因がある可能性があります。
心当たりのあるプラグインの停止や、サーバー会社への問合せが対処法になります。
その他の500番台の主なエラーの対策は、以下の通りです。
ステータスコード | 原因 |
---|---|
501 | ほとんどのケースがウェブサーバー側の異常になります。 ホスティング会社に連絡して修正してもらいます。 連絡前にページの再読み込みや、ブラウザキャッシュのクリアは試してください。 |
502 | サーバー側の問題で、対処法はありません。 キャッシュクリアにより表示される可能性があるため、試してみてください。 それ以外はサーバー側の復旧を待つことになります。 |
504 | 時間を空けてページをリロードしてください。 プロキシサービスを使用している場合、タイムアウトまでの時間を延ばすか、プロキシの設定を無効にすることで改善される可能性があります。 |
505 | HTTPヘッダーの確認サイトでサーバーがサポートしているHTTPプロトコルのバージョンを確認します。 レスポンスが正常な場合、Webブラウザを最新バージョンにアップデートします。 |
HTTPステータスコードを理解することで、サイトが抱えている問題と、その対処方法を発見できるかもしれません。
数も多く大変だと感じるかもしれませんが、発生したエラーの内容を理解し、対処しましょう。
中にはサイト全体が閲覧不可能になる等、強い影響のあるエラーも存在します。
予期せぬエラーが発生した時のために、事前に対処法を身に着けておくことをオススメします。
また「対応方法が分からない」「自分でやるのは難しい」とお悩みの方は、
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