wordpress 高速化~誰でも簡単に実施できる3つの方法
2020年7月21日
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Web制作がまるっと解るWebマガジン
更新日:2024年 10月 17日
【監修】株式会社ジオコード Web制作事業 責任者
高松 建太郎
「Webサイトを初めて作る」という方は、作り方を調べてみると、HTMLやCSSといった慣れない用語が飛び交い頭を悩ませるかもしれません。
しかし、昔と違い今は「CMS」というシステムが存在し、CMSを使えば、知識の少ない初心者でも簡単にWebサイトを構築・管理・運用することができます。
本記事では、そんな「CMS」についての基礎知識からメリット、デメリット、導入ポイントを解説していきますので、是非今後の参考としてみて下さい。
なお、「CMSを実装してくれる企業」をお探しの方のために、制作会社をピックアップした記事も用意しました!こちらもご参考になれば幸いです。
目次
CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の頭文字を取った略称です。
HTMLなどの専門知識が無くても簡単にWebサイトの構築や、ページを管理・更新・作成ができるシステムのことを言います。
CMSが登場する前、Webサイトの構築はHTMLやCSSの知識が必要であり、非常に難しいものでした。この手法では、専門知識がない方がWebサイトを作成・更新するのに手間と多くの時間が必要となります。また、Webサイトの完成度が作成する個人の技量に左右されることも多々ありました。
しかし、CMSの普及により、専門知識がない方でもテキストと画像さえ用意すれば、簡単Webサイトを作成、更新することが可能となりました。
代表的なCMSツールだと、グローバルでもっとも利用されているにWordpress(ワードプレス)があります。。
余談ですが、このSEM JOURNALもWordpressで構築したものです!記事更新など非常に使い勝手が良いです!
先述の通り、多くのメリットがあるCMSですが、実際にどの様なメリットがあるのか説明していきます。
CMSを利用する一番のメリットは、専門知識を要せずとも簡単にサイト作成、更新、管理ができることです。
今までの様に、HTMLを理解してページを一から作る必要が無くなり、テンプレートを用いてページの作成がすぐにできたり、FTPでサーバーにアクセスして直接ファイルを編集しなくても、管理画面から編集したいテキストや画像を簡単に修正、サイトに反映することがCMSを導入することでできるようになります。
また、担当者の工数が減るだけでなく、外注でページ作成、管理をしていた会社にとっては外注しなくても新規ページの作成、サイトの更新ができるので費用を抑えることもできるでしょう。
CMSを導入することで、Web集客で大切なSEO対策の効果を高めることができます。ポイントとしては大きく3点挙げられ、どれもGoogleからの評価を上げるのに非常に効果的です。
CMSには、複数の担当者がサイトの更新や管理をできる機能がついています。
編集を希望する担当者にID、パスワードを付与することで、例えばコラム記事の編集やお知らせの更新等をWeb担当に依頼するのではなく、自分でいつでも修正することができます。
また、各担当毎に編集範囲の制限も可能なので、例えば、編集中の誤作動によって自身の担当範囲以外の編集をしてしまうようなミスの防止や、不正にサイト内の情報を変えたり、データの抜き取りを行えないようにするなど、セキュリティ面における強化にもつながります。
デメリットとしては、下記の3点が挙げられます。
CMSによって簡単にページ作成ができる反面、ページ毎に大きくデザインを変えて作成することが難しくなります。これは、CMS構築時にテンプレートの型を作成してしまうため、その型から大きく逸脱してしまうページを作成することができないからです。
CMSをWebサイトに導入する構築費用がサイト制作時にプラスで発生し、結果として初期費用が高くなるケースが多くあります。
CMSの埋込み作業作業など、制作後にある程度ご自身で対応できるのであればコストカットできると思いますが、「CMSとは」の段落でもお伝えした通り知識や技術を要する作業になるので、自身の知識や技術に自身がないのであれば、自ら改修をすることはあまりおすすめできません。
しかし、長期的にサイト運営を行っていくことを考慮した場合、メリットの点でお伝えした様な業務効率化による効果がとても高いと言えます。
初期コストかランニングコストのどちらを重視するのかなど、目的に合わせて検討するのが良いでしょう。
これは、特にオープンソース型CMSに該当する話となります。
オープンソース型CMSというのは、プログラム構築におけるソースコードが無料公開されており、商用目的に限らず世界中の誰もが利用できるシステムを指します。代表例としてはWordpressが最も有名でしょう。
メリットとしてコスト削減やカスタマイズの自由度、拡張機能が豊富等、沢山の利用価値がある反面、デメリットも往々にしてあります。
その中の一つとして、セキュリティの脆弱性が挙げられます。特にオープンソース型はソースコードを開示しており、ハッカー達からすると容易に対策が取れてしまうため、過去に何回も攻撃をされ情報漏洩が起きてしまうケースが起こっていました。
ただ、使用者側で常に最新プログラムにアップデートしたり、ユーザー名・パスワードの複雑化、不要なプラグインは随時削除する等、管理にしっかりと気を付けていれば、そういった問題も完全にゼロとまではいきませんが、よりリスクを軽減させることは可能です。
Webサイトの保守をサービスとして提供している会社もありますので、リソースとセキュリティ強化の観点から外部に委託するのも一つの手段ではないでしょうか。
今回は簡単に、CMSの特徴やメリット、デメリットについて紹介をしてきました。CMSといっても現在は様々な種類のものがあるので、安易に選ぶことだけはやめましょう。導入検討時は比較検討を迷ってしまうかもしれませんが、先述した様にデメリットよりもメリットの方がとても多いため、運用方法や目的・用途に合ったCMSを選ぶようにしましょう。
また「どうすればいいのか分からない」「自分で作成するのは難しい」など、Webサイト制作でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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